ノートPCをメインに使用している人は少なくないだろうが、こと仕事で使うとなるとモビリティも重要となるため、性能をある程度犠牲にせざるを得ない面があった。ところが最近はそうでもない。ここ数年、米国でもスリムが重要視されるようになったようで、スリムPCの世界が充実してきたのだ。
12~13インチのスリムノートと言われる世界はここ数年、大きな変化を見せている。本体は軽く、薄く、バッテリーの持ちは良く、画面はフルHDを超える高解像度のIPS液晶と大きく感度の良いトラックパッドを搭載しており、Thunderbolt3(USB-C)による充電や周辺機器接続に対応している。高性能なFaceカメラや指紋センサも当然搭載し、ヘッドセットジャックはスマホで標準的な4極に対応している。内臓スピーカーもステレオ。つまり一言でいえば、業界全体でB5ノートが「MacBook Air化」してきている。
だからこれからスリムPCを買う人にチェックポイントを書いておく。
- 画面サイズは12~13インチであること
- 画面解像度はフルHD(1920×1080)以上であること
- 重量は1.3㎏以下であること。
- Intel Core i5以上 8th Gen以降であること
- メモリは8GB以上であること
- SSDは256GB以上であること
- Thunderbolt3(USB-C互換)を搭載していること
- HDMI出力端子を搭載していること
(VGAは変換アダプタが使える) - 周囲の明るさで画面の明るさが変化すること
- ヘッドホンジャックが4極ミニジャックに対応していること
(イヤホンとマイクが分かれていない)
また、機種によっては以下の点も見逃せない
- Macみたいに暗いところでキーボードが光る
- カメラはメカニカルにON/OFFできると安心
- 指紋センサがあるとログオンが楽