在宅勤務

新型コロナの関係で、在宅勤務推奨になった。

なぜ推奨なのかといえば、エンジニアということで特殊な機材を使うので在宅ではできない仕事も多いから。
原則在宅で、出社ならば理由を提出せよとなった。サラリーマンが出社するのに、理由なんているのかい?

幸い、家は回線は高速だし、仕事部屋も事務机もある。仕事に何も困らん。
MSのビジネスソリューション(TeamsやSkype)があればコミュニケーションもほぼ困らない。
できないのは、相手の席まで行って捕まえてトラブルに対処させたり、関係者の雁首揃えてその場で合意形成するような、スピード最優先の業務推進手法、あとちょっとした困りごとの相談である。どうしても文字に起こさないといけないので、記録に残るようなアホなことを聞きづらい。
通信量や電気代も自腹となる面も、人によっては気になるところだろう。社員食堂もないから昼食は毎日考える必要がある。
その代わり、通勤の往復3時間が消えて家事ができるし、邪魔も入らず、残業もなく、音楽を聞きながら仕事をしてもよい。

テレワークをやってみて思ったが、できる人とできない人に明確に分かれる。できない理由は、適正の問題と環境の問題に分けられるが、特に適正の面が大きい。メールやインスタントメッセージといった拘束されないコミュニケーション手段に対して、放置せず即レスできる人でないとテレワークをやらせてはならない。
仕事でのコミュニケーションは、即レスが必要なものと、次の日になってもいいから熟考して返事をしなければならないものがある。前者の場合、少なくとも数分以内にレスできないと問題が出るが、テレワークだと相手がサボってるのか悩んでるのかわからないのだ。
いわゆる既読無視する人が一人でもいると、全体の仕事が回らなくなる。仕事は一人でやるものではないので、たった一人でもボトルネック。こういう人は、仕事以外できない場所(オフィス)に拘束して、監視の目をつけないと進まないのである。

しかし派遣が在宅でリモートワークするようになるとは、時代も変わったものだよ。まあ元々、派遣ってのは専門技能、要するに派遣先が持たない技術やソリューションを提供するのが仕事なんで、どんな働き方でも良いんだけどさ。
※バイトみたいな派遣は、人を安く使う手段に成り下がっているので、在り方として良くない。

話は戻るが、コロナさんの件、イタリアやイランで死者が出まくってて心配である。そういえば誰かが言ってたがイタリアも高齢化社会らしい。日本は挨拶でキスしないし、寺院の壁も舐めないので、感染のスピードはそこまで早くないと思うが。
人類共通の敵に世界の国々が手を取り合って立ち向かう映画はよくあるが、だいたい相手はエイリアンだった。ウィルスってのもありだわな。