MacBook Pro 13 Mid 2017 (without touch bar)にBoot CampでWindows10を動かしている。
先日Windows10をv1909にアップデートしたら、スリープからの復帰時にブルースクリーンが発生するようになってしまった。再現率100%。
エラー内容はこれ。
SYSTEM THREAD EXCEPTION NOT HANDLED
これについてあれこれ考えても仕方がないので、解決に向けて真面目に取り組むことにした。結果、解決できたのでメモしておく。
解析
Windowsはブルースクリーン時にデバッグに使えるメモリダンプファイルを残してくれる。
C:\windows\Minidump
ここにある最新のファイルを解析する。BlueScreenViewというフリーの解析ツールがあるので使うといいだろう。解析の仕方は別のサイトに譲るが、一度使えばダンプファイルを開くだけでブルースクリーンの犯人がわかる。
今回はbcmwl63a.sysで問題が起きていたようだ。
このファイルはデバイスドライバ。ブルースクリーンの原因は大抵の場合デバイスドライバが原因といわれている。今回はブロードコムの無線LANドライバだった。
デバイスマネージャで見るとこれである。
Broadcom 802.11ac Wireless Driver
解決
ドライバを入れなおすことにした。
やったこととしては、デバイスドライバのバージョンダウンである。
今入っているドライバが残っていると、また悪さをするかもしれないのでプロパティから「削除」を行う。上級者用と書いてあるが気にしてはならない。どうせ入れなおすのだから。
macOSで再起動して、Application/ユーティリティーにあるBoot Campアシスタントを起動する。ここでウィザードを進めるとWindowsパーティションが削除されてしまうので注意すること。メニューからサポートファイルのダウンロードを選択、各種Windowsドライバのセットを手に入れる。(最後にBoot Campパーティションを削除しましたとか表示されるがバグだろう…)
Windows10で再起動して、上記ドライバを当てなおしたら直った。