昨日は、朝一番にPCでKanonのアニメを見ていた。
すると、エンディング中に画面がストライプ状になりフリーズした。
秋なのに熱暴走だろうか?と思い、再起動してみると
けたたましいBIOSの警告音が鳴り出した。
「ピーポーピーポーピーポー」
救急車かコイツは。
うちのメインPCはPhoenixのAward BIOSである。
Award BIOSの警告音一覧を確認したところ、
どうやらCPUに何らかの異常がある音のようだ。
よくある問題としては、BIOSのCMOS内容が壊れていることがある。
CMOSをクリアしてみたが無駄だった。
いよいよ危険である。メインPCはMB上にかなり埃が詰まっているため
最小構成にして埃をすべて取り払った。
結構な量があり、PCIバスに少し詰まっている程であった。
PCIバススロットに詰まった埃が原因だったら
CPUではなく、サウスブリッジが破壊されている。
基本的にチップというものは、入力の過大電流には強いが
出力で電流を過大に消費したりするのに非常に弱い。
埃によるショートには高い電圧が必要であり、つまりPCIバスの電源くらいだ。
すると電流過大出力による破壊の可能性は少ないと見る。
理由は電源の方が電圧高いから。あれ?-12Vとかきてたっけ?
また、もしかすると電源が動作不良を起こして、
CPUに供給する電力が少ないのかもしれない。
どちらにしろ、原因の分析は現状では無理だった。
テスタも、予備のCPUも電源も無いのだ。
とりあえずBIOSの警告音を頼りにCPUを疑った。
電源がヘタっていたなら、CPU近くの12Vプラグを抜けば違いが分かる。
抜いても変化なし。いや、PCの電源ボタンが使えなくなった。
まあ、たぶん電源は無事。
どうやら本当にCPUが突然死したようだ。
突然死は珍しいことではないらしい。
昔のK6やアスロンでは頻繁に起きていたようだ。
オーバークロックするとCPUの寿命が縮むというのは、このことらしい。
俺のPentium4 3EGHzはオーバークロック耐性が無いため
そんなことはしていないのだが、熱により寿命が縮んだ可能性はある。
とりあえずにっちもさっちもいかないので、
仮に故障箇所をCPUとして、どうすれば現状を打破できるかを考えた。
尚、使用形状はSocket478で、現在のLGA775は使用できない。
1 CPUはリテール品なので、3年保証を適用してもらう(現在、2年使用)
→保証カードが必要だが、実家の引越しに巻き込まれ紛失?
2 Core2Duoで最新最速PCを組み上げる
→新型パーツが出て2ヶ月しか経っておらず、全体的に高い。
→Vistaで評価5の性能にすると少なくとも予算が15万円必要。
→パーツは1年以内に1/3の価格になることもザラ。
→現状のパーツはディスクドライブ以外全て無駄になる。
3 PentiumD805とG965ママンで組み、後からCore2Duo化
→予算は10万未満だが、PentiumDが後で無駄になる。
→Core2Duo化する頃にはもっと良いチップセットが出ていそう。
4 最も安い方法、Socket478のCeleronDで間に合わせる
→6,7000円で済むが、性能は格段に下がる。OC必須。
→ママンが壊れていない保証はない。万一の場合また故障する。
5 アスロン64 X2とMA2ママンで組む
→MA2ママンがどれだけ普及するか不透明。
→更に次の規格が登場予定。
→予算は10万未満だが、今のパーツは全て無駄に。
結局、4を選択。
現在MacBookでしのいでいるが、CoreDuoなので意外に速い。
画面が狭いのが欠点だ。
そろそろ、「次期PC積み立て」を始めた方が良さそうである。
毎月1万円積み立てていくと、来年の夏には10万円できている。
10万円あれば、それなりにちゃんとしたものが作れるものだ。
今の最速パーツが、夏には十分価格がこなれるし、
新型パーツも発表されているだろう。
今焦って買うよりは、よほど良い。
今月車検なのにこの仕打ちは酷いよ。
泣くな。