エヴァみたい

新作映画や実写版の製作が発表されている。
10年も少年エースによって人気を保ち続けているが
ここにきて外伝でない直接的な続編が発表されるとは珍しい。
以前、その後の世界を描く続編の「偽」広告が
ネットで出回ったことがあるが、それに近いストーリーと予想される。

少しストーリーを思い出してみよう。

さて、EVAは「ふしぎの海のナディア」の未来の話である。
EVAの世界の19世紀にはジャンやナディアがいたわけだ。

20世紀末にセカンドインパクトが起き、
災害と紛争で世界人口の半数が失われる。
セカンドインパクトとは、ゼーレたちが南極で発見されたアダムを
卵に還元しようとした際に爆発が起こったものである。
(ファーストインパクトは地球誕生時の隕石墜落のこと)
地軸が傾き、南極の消滅と海面上昇を招いた。
この際、日本の首都である東京は海に沈んでしまい、
第二新東京市が長野につくられ遷都した。
(もっとも、紛争で元東京はN2爆雷が落とされ壊滅していた)

ゲヒルンはアダムをコピーする→EVAの開発に着手。
ネルフに組織を移行する。

その14年後、「死海文書」に記されている通り「使途」襲来。
ゲヒルンはその準備のために作られた。
全ての使途はネルフ本部のセントラルドグマ内に留置されている
リリスを目指して侵攻する。

ネルフ本部の司令室にはマギという中枢コンピュータがある。
人の脳神経を模倣したコンピュータで人格移植OSを動作させる。
3つのブロックからできていて、それぞれ3つの性格があり、
入力に対する出力を3つが議論し合う民主的なシステム。
可決2:否決1ではじめて可決される。
ネルフ本部はこのシステムで全て管理されている。はず。
マギの存在は軍事力の均衡を崩すため、しばしば狙われる。

エヴァンゲリオン。
エヴァンゲリオンには、パイロットの母親の魂が宿っている。
従って、母の子以外の人にパイロットはできない。
零号機 試験機。魂はリリスかな?
初号機 試作型。魂は碇ユイ
弐号機 量産型。魂はアスカの母

魂が強く吼えると、EVAは電源供給無しに動くこともある。
また、魂を供給した母親はEVAに吸い込まれる。
サルベージできても肉体のみ、思考能力もカケラ程度。

名は体をあらわす。
・綾波レイ(零・霊)
 リリスの魂を人型の器に移したヒト。人型の器は、本部の水槽に漂っている。
 実はまだ9才。成長が人間より1.5倍ほど速い。
 ※リリスとはアダムの最初の妻で、アダムを捨てリリンを生む。
  上位にいたいアダムに対して「私はあなたの奴隷じゃない」と思っている。
  劇場版で、アダムと同化したゲンドウをレイが拒否したのはこのため?

・渚カヲル
 アダムの魂を人型の器に移したヒト。ゼーレが直接ネルフに送った。
 ホモ。一番人間に理解を示し、人間をリリンと呼ぶ使途。
 このことから、人間はアダムとイヴの子孫ではないのかもしれない。

・碇シンジ(神事)
 主人公。ゲンドウの息子。自分に自信がない。
 「逃げちゃダメだ」が口癖。
 劇場版では神の存在になった。
 EVAでよくわかんない場面が続いてるときは、
 シンジのリビドーとデストルドーが渦巻いて戦っているときが多い。
 アスカと両想いだが、互いの弱点を互いがつつくため素直になれない。

・碇ゲンドウ(言動)
 ネルフの総司令官でシンジの父。
 ユイの意思を継ぎ、ゼーレと人類補完計画を進めるが、
 ユイに再会するために勝手な計画修正を行っていき、ゼーレに睨まれる。
 シンジを愛しているが、愛されることに慣れておらず逆の行動をとる。

・赤木リツコ
 ゲヒルンの頃からの研究者でミサトの親友。
 規律を重んじ、真面目で優秀な大人。
 責任と役割のために、本意でない行動もとる。

・葛城ミサト
 シンジとアスカの母親役。
 加持が死んだ後、彼の意思を継ぐ。

・加持リョウジ
 ミサトの元恋人。
 真実への探究心のために命を落とす。