けーご

敬語には以下のものがある。(と思っている)
・尊敬語
・謙譲語
・丁寧語

尊敬語とは、相手の動作をヨイショした言葉。
謙譲語とは、自分の動作をへりくだった言葉。
丁寧語とは、「です」「ます」を語尾につけ、俗語の無い言葉遣い。場合により「ございます」など。

3種類の敬語があると思うと、3種類の話し方があるのかと思ってしまう。
特に小学生のときに初めて習うときには、先生の教え方が悪いと
それぞれが相手によって使い分ける別の言葉遣いだと思ってしまう。
実際は一文の中で混ぜて使うのに。

最近、電話に凄く近い席にいるので、一日に何度もとるのだ。
言葉遣いはちょっときになる。
でもたまに、お客さんと社員を間違えて「お疲れ様です」って言っちゃう。

丁寧語を使えない人はまずいない。使わない人ならいるが。
よく間違われ難しいといわれるのが尊敬語と謙譲語の使い分けである。
だが、自分の動作を謙り、相手の動作を敬えばいい、ただそれだけのことだ。

俺が一番耳にする間違いは、「いらっしゃる」を「おられる」と言うこと。
そもそも、「おります」という言葉はあっても「おられる」なんて言葉は無い。
もうなんでもかんでも、自分の動作だろうが相手の動作だろうが
「おられます」にしてしまっている人は多くは無いだろうか。(単に焦ってるだけ?)

一度頭の中で言ってみるといいんじゃない?と思う
実は謙譲語は「ですます」で終わることが多い。自分の動作だから。
対して尊敬語は「る」や「ください」で終わることが多く、音は朝廷の宮中語っぽい。
あと、「られる」は絶対使わないことを誓えばいい。

例えば、「おっしゃる」と「申し上げる」を比べた際
「申し上げる」はおかしい、「申し上げます」がしっくりくるものだ。
あ、だから申し上げますは謙譲語やね。ほら、きたこれ。

「お問い合わせできません」も変。
「できません」は自分の動作なのに「お問い合わせ」は相手の動作だ。。

2件のコメント

  1. 自分の動作は謙譲語、相手の動作は尊敬語

    と、覚えると一番手っ取り早いですね

    なさる、なら相手だから尊敬語、いたす、なら自分だから謙譲語みたいな感じ