大学生は遊べるとか
大学生になったら色々できるとか
大学生になれば?
と、よく考え無しの高校生が言っている。
一言もの申す。
大学生は、遊べません。学生なりの苦労がかなりあります。
学生は勉強するために時間を幾らでもつぶせる代わりに、それ以外に時間を使うと、せっかくのスキル向上のチャンスを逃してしまう人種です。
自分がしたい勉強なんだからいいじゃんとか思ってる人、そんな甘くないです。
自分のしたい方面の勉強にだって、いろいろな苦手な分野、やりたくないことも含まれています。
一見無駄に思えることでも、別のことで役立つと考え、寝る間も惜しんで作業に取り組むことでしょう。
あと、大学生の教科書は、大概間違ったことが載っています。
例えば数式の問題が載っていても。答えや途中の式が間違っていることはざらです。
理由としては、教授は学生に教科書の原稿を書かせるからなのですが、それが全国で使われていることを考えると恐ろしいことです。
とにかく、学生になったら、せっかくなれたなら勉強するべきです。
バイトするために大学いく
遊ぶために大学にいく
出会いを求めて大学にいく
そういう理由もあるでしょう。でも、留年しないように気を付けて下さい。
大学は、高校までのような融通の利く所ではありません。
やむを得ない事情で半年でも休んだら留年はほぼ確定します。
今日、学校にメシを食いに行くと、久しぶりに同じゼミの友人に会いました。
「ゼミの課題、大変だよね」
彼は言いました。
彼は、前期の実験(授業)の単位を落としてしまったのでした。そして、今期に再履修しているのですが、そのレポートは手書きで毎週十数枚に及ぶものです。今期にも、べつの実験があるのですが、それは断念してしまったといっていました。
「大変だね。今の単位はどうなの?」と訊いてみると
「再来年もがんばるよ」(今おれたちは3年生です)
留年確定ですか…
「ゼミも大変かも知れないけど、あれは参考書を探してきて、自分なりに調べて勉強すれば簡単だよ?」
おれは言ったのですが、彼は
「何がつらいって、課題を出されるのは良いんだけど、何も教えてくれないのが困る」
ここで、彼は二つ間違えています。
一つ目は、今期の実験を諦めて放り投げてしまったこと。
二つ目は、勉強とは自分ですることを忘れていることです。
やる気があって、自主性とそれなりの努力が無ければ、学生なんてやってられません。
ていうか、ゼミに来いよ!ゼミ生、17人ほどいる気がするのですが、半分くらいしか来てねえええええ!!!
やるきみせろおおおおおお
じゃなければ辞めちまえ