広告

最近は、ブログを活用した広告事業が発達してきています。
ブログを持つ人達を登録して、商品の試供品を試してもらい、
感想を書いてもらうというものです。
当然、良い感想を書いてもらう必要がありますが、
それを守る義務はありません。
書いている方は、悪く書くと除名される気分ですけど。

いかにも、ブログの著者が自発的に試したように見えるため
クチコミとしての威力は抜群です。
それを読んだ人は、あ、この人も使ってるんだ、そういえばあの人も…
という具合で、じゃあ自分も使ってみよう。評判がいいみたいだし。
となるわけですね。
よく、ヨドバシとかビッグで「○○売れ筋Best3」とか札がかかってますが
あれは商品を出している会社が払った金額の順番であり、
実際の売れ筋順ではありません。それに似たようなものですね。
人気があれば安心などと、根拠の無い理屈で選ぶ人が多いからです。
統計的な情報で消費者を騙すようですが、効果は抜群です。

ブログ広告効果は抜群ですが、もし商品に問題があった場合最悪です。
百人以上もいるブロガー達は、酷評を残すでしょう。
悪い方向へ抜群の効果を示すわけですね。

広告を広告として独立分離せずに、自然に溶け込ませる手法は
これから増えていくと思います。
昔からマスコミや国がやってきたマインドコントロールと同じですから、
俺もあなたも、それが企業の手の内だとは知らずに踊らされる日は近いでしょうね。