「ピタゴラスイッチを見て」
怒らせてしまった人に対して
「自分は悪くない」と主張することほど
傲慢かつ無意味なことは無いと思った。
MacOSXでWindowsMedia(純正)
http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/player/wmcomponents.mspx
以前JEPG 2000についてエントリを何度か書いたが
JPEG 2000がようやく普及の兆しだ。
JPEG 2000は、JPEGに比べると圧倒的な圧縮率を誇る。
画像データにおいての圧縮率の高さとは、
画質を落とさずにサイズだけ落とすことを指す。
サイズは小さくても画質が悪けりゃ、圧縮率は低い。
つまり、JPEG 2000は画質が良いのだ。
更に特許問題もクリアしている。
さらに局所的に画質を上げたりでき、
付加情報も多く、将来性が高い。
JPEGに比べると汎用的かつ効果的な圧縮が可能だが、
高い演算コストがかかる。
しかし演算コストについては、今は問題になりにくいだろう。
このような便利な画像フォーマットが普及しない背景に
WindowsとWebブラウザの非対応がある。
世の中のOSの大半を占めるWindowsは
今でこそPNGにも対応しているがJPEG 2000には対応していない。
もっとも十数年前はJPEGにすら対応してなかったので
専用のビューワが必須だった。BMPは標準で見れたけど。
動画はAVI、静止画はBMPってカンジ。
現MacOSの漢字Talkも例外ではなく、専用ビューワが必要だった。
QuickTime2.5から対応し、OS標準対応になった。
漢字Talkか…懐かしいな。
普通のWebブラウザは、JPEGとGIF,PNGに対応しているが、
JPEG 2000には対応していない。
だがQuickTimeはJPEG 2000に標準対応しているので、
QuickTimeを使っているアプリケーションならば自動的に対応する。
つまり、SafariではJPEG 2000を使える。
(実はCSSの実装状況から見てもSafariは超多機能ブラウザ)
更にMozillaはMNGまでサポートしちゃうオープンソースの強みが
あるためか、近くに実装されるという噂がある。
JPEG 2000が一般的になれば、より良い未来が待っている。
例えば、デジカメ。
通常、RAW>TIFF>JPEGの順にサイズが減り画質が悪くなるが、
JPEG 2000なら RAW>JPEG 2000で終わりだ。
JPEG 2000の用途は広い。
ニコンとかキャノンのガンレフデジでRAW現像は補正データをRAWでセーブしないと何にもならないとプロの方に教えてもらう。
RAWでも克服できないモノはあってホワイトバランスが合ってないとRAWで保存しても偽色にしかならない様です。
と余談(=゜ω゜)ノ