うまー。

このサイトにMacOSXで、しかもSafariブラウザで来られる方がおりますね。
私としてはきちんと表示されているか知りたい次第であります。
特に、右の「お知らせ」の背景が透過するかどうか。コレ。

Macについてすこし。
SEECOMが初めて触れたMacは友人が持っていたOS6時代のクアドラという機種でした。
そのころは「MacOS」と言わずに、日本語のMacOSは「漢字トーク」という名前で呼ばれていました。
自分で持ったMacは漢字トーク7.5で、今ではおなじみのMacOSの顔マークが起動時に初めて表示されるものでした。
漢字トーク7.5はWindows95が出たか出てないかの時代の物なのでしたが、Windows95がいざ発売されるとそれまでWindows3.1の印象が強かった人は、「デスクトップ」の概念や「フォルダ」という名称はMacから学んだものだとハッキリした印象があったと思います。
(Windows3.1は何もかも全部ウインドウです。ほんとにWindows)
しかしMacはその操作方法や外観をまったく変えずにMacOS9までバージョンアップしました。
Macはフリーズしやすいとよく言われますが、MacOS9ではアプリケーション側のエラーで落ちることはあってもOS自身がフリーズすると言うことはまず無くなり、かなり安定していたように思います。この頃になると、どちらかと言うとWindowsのシステムリソースの概念が本格的に邪魔となってきました。(Windows2000から解消?されています)
Appleはスティーブジョブズをネクストごと引き戻し、Macのイメージはドンドン変化を遂げ、いつの間にやら透明感あふれる機種が乱立してしまいました。
もし透明なMacしか知らない人がおりましたら、是非以前の白い機種もご覧ください。6色のリンゴマークも映えています。

MacはMacOSXになってから、ずいぶん変化をしました。MacOSXは、独特のバージョンがつけられており、10.1から始まるもので現在では10.3が発売されています。
MacOSXのバージョンは必ず「10.」で始まるため、「10.X.Y」のXにあたる部分がメジャーバージョンアップとなり、Yにあたる部分がマイナーバージョンアップになります。
ちなみに、MacOSX10.1とMacOSX10.3では性能と機能がぜんぜん違います。10.1では動かないアプリケーションが今では多くあります。
買うのか?これは買うのかYO?

SEECOMは、やけに使いやすかったMacを応援しています。
(っていうかアクアゾーンまだインストールしてあります)

あ、Appleといえば、iPodのCM見てたら「Good Bye MD」とテロップが!!
明らかに勝者としてのSONYへの余裕ですよコレは。(MDはSONYが作りました)
下のコラムにも書きましたが、SONYはアメリカで「CONNECT」という音楽配信サービスを始めます。
完全にAppleに対抗する形になりますが、アメリカでの携帯音楽機器市場では、MDはやはりトップですので、イケると思ったんじゃないでしょうか?
しかし、この「CONNECT」で使うMDは、音楽用MDとは少し違います。
SONYは、1GBの容量がある標準ファイルシステムにFATを採用したMDを発売します。
このMDは、音楽を録音するときはATRAC3もしくはリニアPCMという規格で「音楽ファイル」として録音し、プレーヤではこの「音楽ファイル」を再生することになります。
普通のパソコン用ディスクとして使えるのが特徴で、このMDを使うとAV機器とパソコンの垣根がなくなります。音楽機器で録音した「音楽ファイル」は、パソコンでも再生できるし、MOの代わりに使う事だってできます。
今まで使っていたMDもフォーマットしなおせば305MBのディスクとして使用できます。
さて、CONNECTで配信される音楽のファイル形式はATRAC3です。
SONYのMDプレーヤは、ATRAC3以外を再生することはできないため、MP3もATRAC3に変換してからMDに書き込むことになります。

AppleのiPodはもともとMP3,AAC,M4Aに対応しており、既存のMP3ファイルを直接聴くことができます。
Appleの音楽配信サービスはファイル形式がAACで行われており、これもそのままiPodで聴くことができます。
また、iPodはM4A形式で無圧縮音楽ファイルも再生することができます。
ATRAC3やAACはMP3よりもすすんだ圧縮形式で、音質も良くはなっていますが、圧縮した時点で音の変化は分かる人には分かります。
これを避けるために、無圧縮の形式に対応しているものと思われます。

ちなみに、昔からあるMDはATRACという圧縮形式でデータ量を圧縮しています。これは、人間の耳には聞こえない(はず)の超高音や超低音をカットしたり、聞こえにくい音を消したりしてデータ量を減らす方式で、現在の音楽圧縮規格では普通です。が、CDよりは明らかに音質が劣るので、MDは音が悪いと評判なのです。
この、カットする量を増やしたりしてもっと圧縮できるようにしたのがATRAC3です。MDLPはこのATRAC3を利用して録音時間を延ばしていますが、MDLP(ATRAC3)に対応していないMDプレーヤでは再生できませんね。