RMT

今度の日曜日は土用の丑の日です。
せっかく一膳4000円近い美味しいうな重を食べに行こうと思っていたのに
その店が集中している諏訪湖畔は今大変らしく。残念です。

さて、ガンホーの不正アクセス事件の話題が拡大しつつあります。
RMTで儲けようとしてゲームデータを改ざんした社員が逮捕という事件ですが
RMTは逮捕に関係なく、不正アクセスで逮捕されました。
ユーザ間では、このRMTが話題に上ることの方が多いようですが。

実は、俺はこのRMTという行為の、どこが悪質で問題なのか
それがよく分かりません。誰か教えてくださるとこれ幸いです。

ゲームでのあらゆる問題をRTMのせいにしてる人も多いです。

世の中のビジネスは、ニーズある限り生まれ続けます。
そのビジネスをどう受け止めるかは個人の自由です。
RTMは、元々非売品の物品を売買したり、プレミアのある物品を異常な高額で売買するのと似ています。
作られた目的と実際の運用で違うニーズが発生してしまうからです。
こういった事象は、自然発生します。RTMも自然に発生したのでしょう。

それに、偏見かもしれませんが、金の無い人はいろいろな意味で弱いです。
仮想は現実の上に成り立つのです。現実を継承しているからこその仮想なのです。
社会性のある仮想ならば、なおさらです。
お金の価値を過小評価していると、足元をすくわれかねません。
RTMは生まれるべくして生まれたと考えるべきです。
何故なら、時間のある人しか強くなれないでしょう?
お金で時間を買うという考え方も出来ます。
場合によっては、時間はお金以上に貴重ですからね。

むしろ、RTMを活かす運用を模索するべきだと思います。
パンヤ等はアイテム課金制というRTMのメリットと融合した課金制度になっています。
ただプレイするだけなら無料ですから、ゲームの面白さを知るに至る障害はとても低いです。
もっとやりたい人だけ、課金アイテムを使えばパワーアップ&ビジュアルアップできます。
お金を払うに見合うメリットを成就できるわけです。
それ以上パワーアップしなくてよいなら、それ以降は無料のゲームになります。
プレイヤー各々が、自分に見合った楽しみ方ができる。
そういった自由度が求められているのかもしれません。

RTMの対策は各社が行っていますが、所詮民事でしょうし
アカウント削除以上のことは出来ません。

家庭用ゲーム機のクローズドな世界でしか成り立たないような概念を
オープンで社会性のあるオンラインに持ち込むほうが無理があるように思えます。
お金を使えば近道で、お金が無くても遠回りすればなんとかなる
そんな現実以上のリアルリアリティを期待しています。

※リアルリアリティは、超先生の造語です。本物以上に本物らしいもの。

4件のコメント

  1. 管理会社がやるからことさら問題なんでしょ
    管理会社なら実質いくらでもゼニーなんぞ増やせるわけで
    無からお金が生まれてしまってこりゃ大変

    なおかつ、これを取りしまる法律が整備されてないのも問題と
    3000万稼いで、罰金50万だかで済むなら私だってやりたい!

  2. パンヤ・その他アイテム購入課金型の場合はそれが手段の一つで
    ”認められている”からその場合は然りだと思うけども、ラグナロクでは
    RMT行為を約款で禁止してるんだから問題なんだろうと思う。
    ガンホーには在るのか無いのかの扱われ方をしてる約款だけどもアレも一応
    日本国法に準拠してる筈なんだがなぁ。

    だからもうRMT行為を認めちゃえばいいんだよ。ガンホが。

  3. とりあえず途中からRTMになってるのは意図しての事なの…か

    まーあれじゃね、プレイヤの立ち位置の問題じゃなかろか
    時間を育成につぎ込める人間と、現実資金を育成につぎ込める人間
    言い換えれば、時間で金を・金で時間を、互いに等価交換である筈ですが