無灯火自転車

夕べ、小中学校の友人とmixiで会えました。
本当に久しぶりだったので、なんか嬉しかったです。色々思い出深い人なので。

うちの周りは街灯がありません。
月が出ていないと、歩いていて自分の足が見えません。

会社の帰り道でした。
無灯火のおばさん自転車が、すれ違いの難しい暗い路地を通行していたらしく、
本気でまったく見えなかったので跳ね飛ばしそうになりました。

接触はありませんでしたが、俺が景気よくつっこんだためか、
車の前方5mほど先で、面食らったおばさんはコケました。
そのおばさんはこちらを睨んでいましたが、車のライトが眩しいため
私の顔は見えなかったでしょう。
俺を人殺しにする気かと。

まったく無灯火は危ないですね。
チャリの無灯火だって法律違反ですよ。覚えておいてください。

俺は、俺が死ぬくらいなら相手を殺すつもりで運転しているので、
人を急に避けて危ない目にあうなら跳ねます。

これを、ええ?おかしいよ!って思う人もいると思いますが、人は生き物ですので、命あってのものだねです。生きていれば、どんなにひどい目にあっても、まだチャンスはあります。死んでしまうと、どんなにすばらしい人材でも、もう何も無くなってしまうのです。

俺は以前、交通事故にあって、怪我をしました。怪我といっても軽いものですが…。
当然、相手が悪かったので、俺は被害者です。それなりにお金がもらえます。
ですが、お金をもらっても、俺は負けたと思いました。絶対に健康な方の勝ちです。

わかりにくいでしょうか。
つまり、現実には人を殺しても、裁判にされない限りお金(自動車保険)で償えるのです。
しかし、殺された人はそのお金を使うことはできませんし、その後の人生もありません。
問題を精算できる手段を持っている分、生きているほうの勝ちです。
そして、自動車保険に入っていれば、相手が納得する金額は自動で払われます。
本人は菓子折りひとつ持って、謝罪に行く程度です。

相手のために死を選ぶか、自分のために生を選ぶか。そして相手が赤の他人だったら…。
車は、殺人の道具でもあるということを忘れてはなりません。