起きるのは必ず午前中にする。午後に起きると、時間を無駄に使ったように思えてしまうからである。SEECOMは、午後よりも午前が好きなのだ。午前と午後を比べると、午前が金曜日の夜のような気分で、午後が日曜日の夜のような気分なのだ。なんとなく分かっていただけるだろうか。旅行での、行きの電車と帰りの電車の気分の違いのようなものである。期待感とか、これから何しようとか、さて遊ぶか!とか、そういうことを考えていられるひと時が重要に感じられるのである。
余談だが、そういう時間感覚を持っている俺は、よくこういう夢を見る。一週間前から今日は水族館に(一人で)遊びに行くぞ!とか決めていたのに、自分が寝坊したり、ボーっとしたり、やり忘れてたことをダラダラしたりして、いつの間にか夕方になってしまっていて結局行けなくなってしまうのである。自分が悪いのだが、もの凄く悔しくてたまらない。
また、それが自分ではないこともある。例えば自分の親父が、「今日は遊園地に行こう」と言っていたにもかかわらず、とっくに支度を終えた家族を知らずに、特に理由も無く午後まで寝ていて行けなくなってしまうのだ。←これは結構、どの家庭でもよくある普通のコトかもしれない…
(因みにSEECOMが親父だったら、遊園地ではケータイをロッカーに放り込むタイプです)
あれをしなきゃいけない、これをしなきゃいけない、でも気分が乗らない。よくあることですが、そういう時はできる簡単なことから片付けていきます。結局やらなきゃいけないことは気分が乗らなくてもやらなきゃならないので、それが終わる頃に夜になってたら、睡眠不足に陥るからです。で、これは家事だったり、電話料金の払い込みだったりするわけですが。または会社関係の書類とか。仕事は家に持ち込まないといっても、まさか客先の勤務時間に客先で弊社の書類作るわけにも行きません…。サービス業ですから。仕事を人生にするという考え方に、ワーキングライフという言葉がありまして、我々の場合はワーキングライフしないとやっていけないのかもしれないです。
さて、ぼちぼち家事をしつつ、Linuxサーバの調子がおかしくなっていたので調べていました。VineLinux3.1をフルインストール+拡張して使っていたのですが、やたらHDDの空き容量が少ないのです。ログを消しても明らかに少ないのでした。唸りながら再起動してみると(電源を落とすこと自体殆どしない)ファイルシステムのチェックが起動。バッドブロックが大量検出…。あーつまり、HDDの一部が物理的に壊れてました。物理フォーマットをかませば、そのブロックだけ使用不能にして使うことができます。ってことは、システムの再構築。これです。
今回はDebianを用いることにしました。理由としては、最小基本構成時のサイズが小さく、パッケージも豊富で好きに構築できるからです。しかしながら、Debianは上級者向けにカスタマイズされている風味の癖があり、とっつきにくい部分もあります。まあ、入れてみる価値はありです。ファイルシステムはReiserFS。ガンタのオススメらしいです。
パーティションは、主に容量を食うデータのあるパーティションとシステムを分けました。boot ルート(/) swapのパーティションを合わせても500MBもありません。したがって、わけも分からず食われることはなくなるでしょう。
Apache2の導入ですが、httpd.confはいじりません。別の独自ファイルに設定が書き込まれており、インストール直後にはバーチャルホストとして稼動します。これは、Apacheのバージョンをアップしたときに、設定ファイルごと消されるのを防ぐことができたり、セキュアであったり、合理性に基づいて行われてることはなんとなくわかります。そういうことが当然であるかのように振舞うのがDebian臭さなのかなと思いました。
私は金曜と土曜の夜に無茶をして日曜の午前中は幸せな夢を見る派、です。
夜型かつインドア派なせいで夏でも白い白い…