例え原付でも、任意保険に入っていないと大損をします。
例えば、あなたは何らかの理由で事故を起こしてしまいました。
悪いのは一方的に相手のベンツ。不注意運転によるものです。ベンツは突然のあなたにおどろき、避けようとして壁に激突、大破。あなたはベンツに接触して転がりました。
そしてあなたも走行中であったために過失責任を問われました。
あなたの原付きは衝撃によりフレームとフォークが曲がり、走れません。
過失割合は、あなた:相手 で 20:80 となりました。
あなたの原付 全損 中古査定価格 10000円
相手のベンツ 修理 各種交換 1200000円
あなたは、2割分の責任があります。したがって
ベンツの修理代の2割はあなたが支払います。これを過失相殺といいます。
したがって、あなたの支払い額は 22万円となります。
相手があなたに支払う額は、8000円ですから
相殺してもらっても 212000円は悪くないあなたが払う事になります。
理不尽だと思いませんか?
そこで、任意保険の対物保証があります。
もしも相手がケガをしてしまった場合、自賠責保険を使うことができますが、120万円までしか支払われません。そこで、任意保険の対人保証があります。
任意保険に入っていれば、212000円を支払ってくれます。
また、22万円支払ってもらい、8000円は貰えるということもできます(普通は後者です)。
原付きは、車体価格が安いです。ですから高価な車両と事故ると、必ず損をしてしまいます。任意保険には入っておきましょう。
フラフラしたジイさんが突然飛び出してきて、接触して
ケガさせて治療費1000万円+慰謝料
殺っちゃったら3億円
払えねえ!