Why do cow wear bells around their necks?
なぜ牛は首にベルを付ける?
Because their horns don’t work.
かれらのツノは役立たずだからさ。
これは、なんとなくわかった。
hornsは動物のツノの事だが、それで作った楽器ホルンも意味する。
ホルンの原型は、昔の放牧民が持っていそうな角笛であり、
大きな音で遠くへ合図を送るために生まれたものだ。
転じて自動車などのクラクション(ホーン)も意味する。
英語では、牛をcowだのoxだのbullだので明確に使い分ける。
去勢していない雄牛bullはツノを使い戦うが、
乳牛、つまり雌牛cowはツノを使わない。
だからhorns don’t workだ。
彼らのホーンは役立たず。
だから音の出るベルを付けているのさ、というわけ。
牛の使い分けのところ重要だと思ったので書いておきたい。
僕は英語について詳くないので、どこかの受け売りなのだけれど。
日本と違い、西洋は「だれが」「何が」といった名詞(や代名詞)を重要視する。
物事の中心は名詞で、責任の所在を明確にする文化だといえる。
難しい書き方になってしまったが、要は考え方の違いである。
日本では、自然や周囲や環境からの影響や、つながりを重要視するため
孤立しないようなコミュニケーション方法が求められてくる。
対してあちらは、個の独立、主体性を(日本よりも)重要視する。
誰かが、(意思をもって)行動しない限り何も起きないのである。
名詞が無ければ何も起こりえない。
cowだけで色々な面が見えてくるものだ。