iOSアプリに、PoiCaというのがある。
Androidにもあるかもしれないがよくわからない。
これは世の中にあふれるバーコード型ポイントカードを
スマートフォンに「登録」しておけるアプリだ。
使い方は簡単だ。
事前に、スマホのカメラでバーコードをアプリに読ませて登録する。
これは単純にバーコードをアプリが記録するだけだ。
店頭では、登録したカードのバーコードを画面に表示させる。
ポイントカードの代わりに、スマホの画面をPOSレジに読ませる。
大抵のポイントカードのバーコードを登録できるので
スマホに集約してカードはお家に保管、という使い方を想定できるが
実際はそううまくはいかない。
・バーコード以外(磁気,IC,QRコード)のポイントカードは使えない
・店頭では、本物のポイントカードを提示しないと拒否される可能性が高い
そもそもPoiCaは、一部例外を除き、店側と提携していないため
公に使えるとは言ってはならない、とてもグレーなアプリである。
ポイントカードをコピーした紙を持っているようなもので、
一つのカードを大勢で共有すると普通は契約違反になってしまうため、
店員のご厚意で「使わせてもらえるかもしれない」というレベルである。
PoiCa側があれこれと努力している為、一部提携しているお店もあるが
ユーザは店員がPoiCaを知らない前提で使わないとトラブる。
使えるか使えないかは、店側がポイントカードの券面をどう考えているかや
カードの運用をどうしているかに大きく左右される。
例えば、カードを店側が一時預かりしたり、専用の入れ物に入れるような場合、
また、カラオケの会員カードのように、券に印刷されているバーコードよりも
券面を店員が確認する行為が重要視される場合、PoiCaは使用できない。
というわけで、私は「カードを忘れた時のバックアップ」に使っている。
ガソリンスタンドやドラッグストアなど、突発的に「寄る」店の場合、
毎回のようにカードを持っていない。この機会損失はなかなかの多さだ。
そんなとき、あ!PoiCaに登録してあった!と店員さんに見せる。
忘れてはならないのが「カードは家にあります」と伝えることだ。
アプリのレビューを読むと
店によっては「PoiCa禁止」と命令が下っている場合もあるようなので
そんな時はおとなしく引き下がった方がいいだろう。
アンドロイドにもあったから使ってみた
これは良いバックアップ
カードに、本カードの提示が必要です。
と書いてあってもなくても、
原則、使えない前提でいた方がいいです。
いざ使う時は
カードかさばるんでデジタル化してます!とか
見せながら必ず説明してください。