「スイフトスポーツ」でも「スイフトRS」でもありません。
2010年の秋に発売された普通のスイフトです。
新型ヴィッツ、フィットが発売された今でも
やっぱりスイフトにしてよかったです。
なにより内装がね。。乗ってる満足感は、内装が大事だよ。
他社のコンパクトは無暗にコストダウンしすぎ。
丸くて簡単でプラスチックで、色質感とにかく安っぽい。
いわゆる「かわいい」デザインは質感が良くないとカッコ悪いですよ。
その点、ミニは素晴らしい。お値段がちょっとあれですが。
#そもそも「簡単」が自動車にあるべき姿なのかどうか…
#現状ですらオイル交換せずにエンジンを焼く女性客が後を絶たないのに。
コンパクトってのは一番売れるので、各社とも力を入れるのに
スズキのコンパクトが一番高級感があるってどういう状況ですか、と。
高級感と言っても、木目や皮、凝った柄が良いわけではありません。
それこそ欧州車に倣い、シンプルで単調なのに品のある内装をですね、
他社のコンパクトにも使われることを願ってやみません。
…トヨタはヴィッツよりプリウスだからしょうがないかも。
(欧州車に倣ってダッシュボード内にヒューズボックスとかはマジ勘弁)
スズキってだけで
「安かろう悪かろう」とか「どうせ軽でしょ」とか「ダサい」とか
言われるもんだけど、他のメーカの方がそうなってる事実を
どう説明すればいいもんかと悩んでしまう事態です。
次は外装。この辺は他社も力を入れています。
外観は売り上げに直結するので当然です。
1年半も乗れば気になってくるボディの傷やツヤですが、
SGコートしてるので変化ありません。
毎月一回、優しく水洗いしていれば綺麗なもんです。
引っ越して、近くのディーラにメンテしに行きましたが
営業のねーさんが「こんなに綺麗なんですか!」と驚いていました。
コーティングしてるが、1年半でダメになる塗装って今時ありえなくないか。
納車後半月で事故られたり、高速でぶつけたり、大事に乗ってるけどさ。
そして足回りを。
ようやく9000キロになりました。
1万キロまでは慣らし運転などとおっしゃる方もいますが
1.2Lのエンジンで4000回転以下を守るなんて無理です。
むしろ4000回転からがこのエンジンの本領発揮です。
高速道路で追い越しする時や、上り坂ではどうしても超えます。
とはいえ軽自動車と比べればずっとパワフルですよ。
低回転時は車重やCVTでトルク不足を誤魔化してますが
高速道路を長距離走る場合はもうどうしようもないのです。
そんな高回転時でも、ボディ剛性が上がっているため、
嫌な振動が無いのは「コンパクトのくせに…」と感心します。
走れるコンパクトという位置づけなのでポロとよく比較されますが、
当然、ポロの方がパワフルでボディも硬く素晴らしいです。
もちろんその分の価格差があるので、当たり前ですども。
そんなスイフトですが、CVTのセッティングでしょうか
加速が非常にトロく、減速時はエンジンブレーキが効きません。
最近のエコカーは全部こういったセッティングらしいです。
エコカーは燃費のために惰性を活かして走れるようになっているそうで。
つまり、ゆっくりと加速し、ある速度になったらアクセルを離して
ずっとそのまま走り続けるという、電車みたいな走りがエコなんだそうです。
だからアクセルは踏みっぱなしではだめで、
スイッチのオンオフのように間欠で踏まないと効果がでませんのです。
たしか、MTの場合だと、走行中はアクセルは踏んだままにして
踏み込み量で速度調節していたと思います。
走行中にアクセル踏込量ゼロというのは最初は物凄い違和感でしたが、
もう完全に慣れちゃいました。スイッチング電源になった気分ですわ。
蛇足ですがエアコンを使っていると、惰性走行時にオルタネータのトルクが増え、
エンジンブレーキの代わりになってるかもしれません。
充電制御の恩恵は、低排気量だと特に響いてきますね。
冷房を使いまくる夏でも、常にエンジンパワーを奪われている感じは低減します。
冬は暖房を使いますが、低排気量エンジンなので温まるのが遅いので
かなり走らないと暖房が動きません。
ガソリン量とカロリーは比例するので、仕方がないのは分るんですが辛いトコロ。