GSA-4082というのは、2004年頃の日立LGのDVD-Rドライブだ。
DVD-R DLを入れても認識できず、不明ディスクが入った状態になるだけだ。
GSA-4082について調べてみると、DVD+R DLにはRead対応しているらしい。
ならDVD-R DLくらい読んでくれてもなあ。。焼きミスなのかな。
とか思って調べてみた。
DVD-R DLというものは、DVD+R DLよりも新しい規格のため
本当にドライブが対応していない可能性が高いことが判明。
そういや、DVD+R DLよりずっと後にDVD-R DLがお店に出た事を思い出す。
CDやDVDには、ブックタイプといわれる識別信号が入っている。
ブックタイプとは、「自分は○○という種類のディスクだ」という情報だ。
CD-Rなら「自分はCD-Rだ」、DVD-Rなら「自分はDVD-Rだ」と書き込まれていて
ドライブはそれを読んで適切な読み書き処理を行う。
CD-RやDVD-Rを焼く際に、書き込み速度を制限されるのはこれによるものだ。
DVD-R DLには、互換性のために「このディスクはDVD-Rだ」と
書き込まれており、ドライブはDVD-Rとして読み込むようになっている。
ところが、DVD-Rは昔、二層なんて物が存在しなかった。
だから1層を前提に作られたドライブだと、エラーを起こす。
そういう時は、そもそもDVD-Rに書き込めない只のDVD-ROMドライブか
最新のDVD-R DLドライブを使うしかないが、それらはお金と時間がかかる。
そこで、手持ちのDVD-Rドライブのファームウェアを更新して
読めるようにならないかな?と冒険してみた。
※ファームウェアとは
複雑な機能を実現するために、機器に組み込まれているソフト。
工場の製造過程で組み込まれるのでファームウェアという。
「制御」や「操作」ができる機器は必ずと言って良いほど組み込まれている。
書き換えが可能な場合と不可能な場合があり、可能であれば機能を後から追加できる。
調べてみると、DVD-Rドライブのファームウェアは最新だった。。
これは・・・考えられる原因は、、「ドライブが古すぎる」なのか
もしくは・・・「仕様がDVD+R DLまで対応で、DVD-R DLは非対応」・・・
悪いのはドライブだった。
というのも、DVDプレーヤに突っ込むとちゃんと見れるからだ。
DVD-R DLはやはり二層記録型なので気難しいメディアなのかも知れない。
アキラメモード。