現代仮名遣いにおいて、「ち」の濁音は敬遠します。
従って、「地」は「ち」でありながら「地面」は「じめん」なのです。
また、「つ」の濁音も敬遠します。「ず」を代わりに用います。
従って、「交通」は「こうつう」ですが、「融通」は「ゆうずう」なのです。
全てがこのルールに従うわけではないので、同音の字に迷った時、
濁音をとれば仮名が判るというものでもありません。
↑の「ないので」「いうもの」を漢字で書かないのも現代仮名遣いです。
たぶん。
今日はタイヤの交換を頑張ってみたのですが、
左前輪がサビで癒着してしまっており、外せませんでした。
残念。その一本のために、ディーラーにでも行ってきます。
また、School Daysのアニメを全話見ていなかったので、見ました。
REGZAのおかげで消化不良の録画物がどんどん消化されます。
やばいよSchool Days。今週は鬱だな。間違いない。
このストーリーは、よく精神的に病んだ人の話のように言われますが
全然そんな事はありませんでした。
誰にでも起こりうるスプラッタな展開です。
主人公が据え膳を食っていったら殺されてしまったという話に見えます。
以下、スーパーダイジェスト版スクールデイズです。
アニメを見なくても下を見れば見たのと同じくらい掴めますが
これからアニメを見たい人は絶対に下を見ないで下さい。
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モテるけど奥手で女っ気の無い主人公の誠(マコト)君。
誠君の特徴は、誰にも新雪で優しく、自分のせいで人を傷つける事が嫌いな事。
欠点は、物事を曖昧なままにしておき、面倒事を避ける事。
彼の隣の席に、西園寺世界が座った事から、物語が始まります。
この席が、全ての元凶です。
誠君は通学の電車内で、かわいい女の子、桂言葉をみて気になりだします。
誠君は奥手なので、隣の席の仲のよい女の子(世界)に助けてもらって
初めて彼女(言葉)ができました。
世界は、わざわざ他人であった言葉と友人になり、二人をくっつけたのです。
ところが誠君はメンドクサイ事が苦手。
男の子に免疫の無い言葉の、つまり女の子の常識に合わせなくてはならず
とてもメンドクサイと感じるようになります。
そして世界の明るい雰囲気に負け、世界の方が好きになってしまいます。
「俺、セカイが好きだ!」
世界は、それを喜びます。本当は彼女も誠君のことが好きだったのです。
実は最初の席も、誠君の隣に座りたいがために友人から譲ってもらった席でした。
結局、わざわざ世話をしておきながらも誠君を言葉から奪ってしまいました。
自分にワガママな世界さんは、言葉に悪気を感じながらも、
それは誠君側の問題として無意識な悪女っぷりを発揮してくれます。
誠君は人を傷つけるのが苦手で、言葉に別れ話を言えず二股をしてしまいます。
誠君は面倒事を避けて曖昧なままにしておくため、
別れたい事を言葉に悟ってもらいたいと願います。
誠君はモテるので、その間にも色んな女の子と関係を持ち、
どんどんラクな方、めんどくさく無い相手に乗り換えます。
彼は最悪になってしまいました。
そして、世界は彼の子を妊娠します。
「なんでそんなこと言うんだよ!そんな事言われても俺のせいじゃない!」
今の誠君は最悪なので責任転嫁の常習犯です。
妊娠は学校中のウワサになり、誠君から女の子が離れていきます。
最悪になった彼は、その事実がとてもめんどくさいので
世界の目の前で(誠のワガママを聞くラクな)言葉に甘えてキスします。
さらに次の日、
「言葉が良い病院を紹介してくれるから、中絶したほうがいいよ」
と世界にメールを送ります。めんどくさい事から逃げたいので、超他人事です。
「なんで自分だけ幸せになろうとするのよ!」
誠君は世界に逆上され、包丁で刺し殺されます。
そしてその後、誠君の部屋にやってきた言葉は誠君の死体を見つけます。
世界は、言葉との殺し合いになります。
「妊娠なんてウソですよね。ウソだから病院に行けなかったんですよ」
「ウソなんかじゃない」
そして、世界は殺されます。
腹を割かれ、中に手を突っ込まれ、こう言われます。
「やっぱり、ウソだったんじゃないですか。中に誰もいませんよ」
完
最後のセリフは最終回のものですが、
同じ頃起こった殺人事件のため殆どの局で放送自粛となり、
ある局では水に浮かぶ船の映像が代わりに流れました。
そして、その映像がインターネットにアップロードされると
海外のユーザから「Nice Boat…」というコメントがつき
その奥の深い言葉が爆発的に流行しました。
だから、School DaysといえばNice Boat…です。