言葉の意味を180°取り違えて使っていないだろうか。
そんな例を以下に挙げる。
ただし、正しい意味を知っても、
人前でそれを通す事は出来ないかもしれない。
何故なら相手が意味を誤解していたら恐ろしい結末になるからだ。
「情けは人のためならず」
他人に情けをかけておけば、
いつか自分に巡ってくるのだ。(自分のためになる)
だから情けはかけた方が良い。
近年誤った用法として、
他人を甘やかさない方が良いという意味で使われる事がある。
「役不足」
役者が、自分の役に不満を抱くこと。
実力に対して、仕事が軽すぎる事。
近年誤った用法として、
力不足という意味で使われる事がある。
「流れにさおさす」
さおを使って流れに乗り川を下るように
大勢の意見や勢力に流されて行く事。
近年誤った用法として、
流れの腰を折るという意味で使われる事がある。
「気がおけない」
気を使わなくて良い。気詰まりしない。
近年誤った用法として、
油断のならないという意味で使われる事がある。