大事な部分は正確に話すということ

メモ
MSOfficeのドキュメント仕様が公開
ドキュメントを直接読み込めるアプリケーションが増えるでしょうね。
http://www.microsoft.com/interop/docs/officebinaryformats.mspx

昨日、お客さんの居室へ会議に出張した。

今の私の仕事は、『請負い』ではなく『支援』だ。

請負いとは、期限の明確な要求をお客さんからもらい、持ち帰って自社で行う。
まとまった仕事を丸投げされるのが特徴だ。

支援とは、お客さんと一緒に強調して仕事を進めて行く。
お客さんの社員間で仕事を振る際に、その一部がこちらへ飛んでくる。
だから納期という概念は弱く、それはお客さんが管理する事になる。
実質的にはお客さんの部下やチーム員みたいな状態になるわけだ。
しかし、普段はお客さんの居室には常駐しないので派遣ではない。
請負いと派遣の良いトコ取りみたいな業務形態である。
(だから俺は二重派遣にならない)

話を戻す。
会議は居室のミーティングブースで行われたのだが
しきりは何も無いので、ここでの会話は居室に筒抜けとなる。
ここでの会議はウルトラ早口だ。「朝ナマ」と似ている。
そこで、作業の矛盾に納得できない人が、
それでも作業をしてくれという人に食ってかかった。

その作業は、居室に居る別の外注さんが今行っているのだが
その人の理解レベルがまだついてこれず時間もかかるため、
今会議に出席している理解レベルの高い人にもやって欲しいという事だった。
だが、そうすると同じ作業を複数の人がやる事になるわけで無駄だし、
そのときに外注さんの仕事はどうすんの?という問題があった。
更に、じゃあついでに外注さんも育ててよ と言われてしまい
その違和感に困惑し、殺伐とした雰囲気になってきたのであった。

この居室には、予備知識のメチャクチャ深い人しか居ない。
新しい人がその人たちのレベルになるまで、最低2?3年かかる。
数多く出ている全ての製品の細かい仕様からOSの変な動きまで、
ドキュメント化できない知識や経験がとても多いのだ。
つまり、それくらい当たり前でないと仕事はできない。
世界中で売られる製品を動かすソフトは、たった十数人によって作られ
数十人に評価検査され、製品自体は数万人によって流通し、数億人に買われる。
そんなもんだ。

そして、殺伐とした会議の中で飛び出した会話が怖かった。
外注さんの会社名を使って呼び
「はっきりいうとね、○○○さんは全然ダメ。無理なんだよ」
「まだ○○○さんはレベルが全然低いんだから」
「○○○さんが使えなくても、使わなきゃいけないこともあるんだよ」
「なんで○○○さんにやらせちゃうんですか」
という感じで議論していたのだ。
無論、居室内に声はばっちり響いており、○○○の人も数人いる。
聞こえているし、怒りも覚えるだろうが、話されている内容は事実だ。
これが仕事を進めるための現実というやつだな。と思った。
外注さんが悪いのではない。ここの人が強すぎるだけだ。悪く思うな。。

途中で課長も加わり仲裁に入ったが
「○○○さんには正直厳しすぎる、無理だと思うから、君やってくれ」
「できれば、協調作業して、教育してくれ」
という始末で、4時間にわたるバトルが収束した。

外注さんはその後、その隣の席の上司にこう言われた。
「ずっと聞こえてたと思うけど、そういうわけだから、今後の進め方を話そう」
訳:こんなことでイラついてんじゃねえぞ。事実は事実として受け止めろ

一本締め一本締めって・・・
一本締めってのは
カカカッ カカカッ カカカッ カッ!
だろうが!
よーっ カッ!ってのは一丁締めだバカヤロー