彼女さん到来で開智学校

実は昨日からうちに居たりするのだが、彼女は写真撮影に来ていた。
今日は松本にある旧開智学校へ行ってきた。
開智学校は、日本の歴史的に最も古い義務教育が完遂できる学校の一つだ。
明治時代から存在し、昭和まで小学校として機能していたそうだ。

非常に古い建物だが和洋折衷もよいところで、当時としては珍しくガラス窓が完備されており、ギヤマン学校と呼ばれていたそうだ。当時のガラスは全て輸入品で、1枚当たり棟梁の月収の半額したそうだ。今でもその頃のガラスが至る所に残っており、100年前の歪んだ板ガラスを見る事が出来る。当時の技術では歪みの無い板ガラスを作れなかったからだそうだ。普通に洋風な印象で天井は白いが、実は格子に紙を貼付けて天井にしてあった。
当時の子供達の絵や作文も展示してあり、不思議な印象を受ける学校であった。それらを書いた子供達は、今は既に亡くなっているだろう。日本初の大運動会の写真も展示してあった。松本城の天守閣広場で行われたそれは、観客3万人というスケールであったそうだ。何となく、ここは時が止まっている空間なのだなあと思ってしまう。

その後、崖の湯温泉に行って露天風呂を堪能し、弥次喜多で飯食らって帰ってメタルギアソリッド。彼女さんはかなりヘタクソで、積みゲーと化していたらしい。どこぞの乱闘ゲームみたいに、困ったらコントローラめった押しすれば何とかなるゲームではないからな。というわけで、今日明日でクリアする事が目標になった。
歩きながら頭の中に地図を作って、レーダーを見ながら動き、的確な武器を思いついて駆使するというゲームスタイルは慣れない人には難しいのかもしれない。危ないと思ったら立ち止まるのが心情という物だが、時間をかけずにとにかく逃げないと死ぬのがこのゲームだ。車の運転に似ているかもしれない。