組合イベント

今回はいつもと違う改行タイミングで書いてみた。新聞やニュースに似せたつもりだが、読み易ければ今後はこのカタチにする。

今日は組合のイベントがあった。
内容は、来期から切り替わる確定拠出年金についてだ。

組合の無い会社では解り難いかもしれないが、こういった処遇に関わる問題は、必ず職場討議が行われる。会社は組合と労使協定を結んでおり、好き勝手に社則や規定を変更出来ないからだ。
まず会社にとってのメリットとデメリットと、社員にとってのメリットとデメリットの洗い出しが行われる。社員にとって、デメリットが少なからず発生するような提案があれば、組合は即、案を保留にさせて討議し、改善を要求する。改善が難しければ当然通らないため、こう着状態にもなる。その最たる方法がストライキである。
もっとも、会社が潰れる可能性がある場合に痛みは仕方無いが。

今回の年金についても、そのような事があって今に至る。ただし、確定拠出年金というものを、ただ年金の種類が変わるという認識の人も多く、運用リスクが全て自身に転嫁されるという事情を飲み込めていない人もいる。
だからこういったイベントを開くのだが、そういう人は『今』しか見ていないため、面倒な事には参加したがらない。一般世間で言う、バカである。人間性が能力に関わる良い例だろう。国は、こういう人が被る不幸を安易に救済してはならないと感じる。

イベント中に外を見ると、雪が凄い事になっていた。吹雪いている。
野菜ジュースを飲みながら和やかな雰囲気でイベントも終了し、片付けを手伝い終わったら16時を回っていた。
予定の17時を1時間も早く終わったため、近くのホームセンターでハンドソープとおしゃれ着用洗剤を買った。

おしゃれ着用洗剤という言葉は浸透していても、洗濯用液体中性洗剤を指す言葉だと分かっている人はあまり居ない気がする。毛糸や絹を通常洗剤で洗ってはならないのは、タンパク質を解かす酵素が入っているからだ。皮脂や血液等の基本的な汚れはタンパク質だが、毛糸や絹もタンパク質だ。そのまま洗ってしまうと解けてキシキシのボロボロになるため、液体中性洗剤が必要になるのだ。また、風合いや繊維が弱いものにも適している。シリコンで繊維を保護する効果があるためだ。
別の言い方をすれば、なんでもおしゃれ着用洗剤を使えばいいという考え方は危険だ。色落ちのためだけにおしゃれ着用洗剤を使うのは何かズレている。通常洗剤でも蛍光漂白剤未使用であれば問題無いし、酵素で汚れはとても良く落ちるからだ。また、白い物を洗う場合は蛍光漂白剤はとても効果的で美しく仕上がる。何より、液体中性洗剤は高価だ。
メガネ拭きクロスをアタックでつけ置いて洗ったら超綺麗になったぜ。