ファイルサーバにRAIDはつきものだ。
連続した大きいファイルを保管するには、1台で大容量のストレージが要るからだ。
今は1TBのHDDがあるが、
高価であるし、1TBと言えど複数ユーザで共有すれば少ないものだ。
そこでRAIDは必然的に選択肢となる。
散々取り上げてるので今更感があるが、一応説明する。
RAIDのメリットは、リスクの分散をしつつ全体を1台に見せかける事が出来る点だ。
(リスクが上がるしかないRAID0はRAIDに非ず)
1台ではそれが壊れたらおしまいだが、RAIDは複数のHDDで構成されるため
全体の故障確率は上がるものの、1台壊れたとしても
他のHDDが生きていればデータは生き残る。すばらしい。
だが、RAIDのメリットは機器の故障に対しての耐性が上がるだけであり
ユーザの操作ミスによるデータ損失はどうにもならない。
だから重要なデータは別のRAIDなりHDDなりにバックアップする必要がある。
うちにもファイルサーバはある。
ファイルサーバは、容量がでかけりゃ良いというもんじゃない。
必要な容量が確保されており、常に一定以上の使用量になっているのが望ましい。
というのも、ただでかい容量を用意しても
使わないストレージを回し続けている状態になってしまうからだ。
水需要が無いのに作られたダムと同じ、無駄な存在になってしまうわけだ。
もちろん、ダムと同じようにストレージにも寿命とランニングコストがある。
なので、RAIDにどんどん継ぎ足す形で容量を増やすのが望ましい。
継ぎ足しが出来ないRAIDコントローラもあるので注意が必要だ。
ソフトウェアRAIDなら自由度が高くて良いのではないだろうか。
RAIDって便利だな。
WinPC2月号(12月末発売)では自宅で24台RAIDしている人が記事を書いていたが
24台とか…ありえん。
そういえば雑誌って、何月号ってのが1ヶ月早いよな。。
今日売ってたのは3月号だし。