松原湖でワカサギを釣ってきました。
そのために昨日はちょっとした準備をして
今朝は3時半に起きました。
3時半というのは朝です。出発が4時だから3時半起きです。
何故4時という、まだ夜中と言えるような時間に出るのかというと
松原湖は6:30から解禁で、10:00までが勝負だからです。
魚には「食い」というものがあり、食欲のある日や時間帯があります。
例えば雨が降って水が濁る程なら酸素がとけ込み魚は活性化しますし
水温が高めだとやっぱり食欲もあがり、良く釣れます。
更に、朝と夕方は一般的に魚の食事時間なので良く釣れます。
友人Uがウチまで迎えにきてくれ
友人Kを広いつつ、松原湖へ向かいました。
松原湖は標高1000m以上に位置する、氷結湖です。
全体的に15cm以上凍ります。気温は-15℃くらいでした。
陸から氷上へ移動すると、一気に空気が変わりました。寒い。
その寒さは文章化できません。。。
服装は、ももひきの上にズボンをはき、カイロを貼付け
更にスノボウェアで身を固めました。ブーツもスノボ用。
帽子もネックウォーマーも要ります。
無茶苦茶な寒さなので、指をそのまま出していると
凍傷になってしまうかもしれません。
釣りは、誘い(アクション) アタリ アワセ ヒットの流れを踏みます。
餌や疑似餌を揺らして誘い、魚がそれに食いつくとアタリです。
海等で対象が大きい魚では、食いつけば針がかかるのでヒットとなりますが
普通は食いついても針はかからないので、ピッと糸を引いてアワせ引っ掛けます。
すると、針が刺さった魚は逃げられなくなり、糸を引きます。ヒットです。
その後うまく糸を引かないと、針が抜けてしまうか糸が切れます。
これを、バラすといいます。
バラすと、興奮した魚が血を出しながら暴れるので
他の魚が一時的に離れたり、逃げたりする事もあります。
氷にジョリジョリと穴をあけ、いざ糸を垂らしますが
うんともすんともいいません。
確かに当たっている気はするのですが、竿が揺れないのです。
うーんと唸っていると、管理の方がやってきて釣り方を教えてくれました。
僕らの竿は、硬すぎたようです。
かなり柔らかいものを選んだつもりではいましたが、それでも硬いようです。
例えるなら、メダカを釣れるような柔らかい竿でないとダメみたいです。
(大学ノートの表紙を湾曲させる事すら硬すぎるというレベルです)
しかしながら、なんとか当たりを掴めるようになりました。
当たった瞬間にアワセれば針がかかります。
でも、ヒットしたかどうかが全然分かりません。。。
メダカ釣ってる気分です。
糸を引き上げてみると、プラーンとちっこいのがぶら下がっています。
ニボシみたい。
氷というものは、圧力をかけると融けてしまう性質があります。
何故なら、圧力がかかると融点つまり凝固点が下がるからです。
-15℃と言えど、圧力が高ければ水になるのです。
もっとも、水になっても圧力から逃げ出せばまた凍ります。
なので、座っていた椅子の足や七輪の足が、氷に埋まってしまいそうでした。
ちなみに、圧力をかけると沸点の方は上がります。
帰りは半分死んでいました。
松原湖にいったんだ。
おいらも、昔行ったよ。
そのときは、メダカくらいのサイズしか釣れなくて
そんな、サイズの公魚を無理やり天麩羅にして食べました。
というか、てんかすのようになりました。
松原湖だったら、竿なんか買わなくても、オールレンタルでできたのでは・・・
そうそう、めだかくらいのサイズしか釣れなかった。
俺ひとりだけ、10cm級のを一匹釣ったけどね。奇跡じゃないかしら。
竿は、他のとこでも使えるからいいのです。