昨日に引き続きメディアの強度ネタ。
逆に、弱いメディアとはなんだろうか。
少なくとも俺が使ってきた中で一番ヤバかったのは、フロッピーディスクだ。
何しろ数十回全体を読み書きすると使えなくなってしまうのである。
未経験だが、PC98時代はタバコの煙で一撃死する話も聞いた事がある。
また、ディスクにはぺらっぺらで、ただの磁性体なので磁石で一撃だ。
CRTやスピーカ、HDDの近くには置いておく事ができない。
フロッピーは、円心から円周へまっすぐ垂直にデータを記録する。
結果的に放射状に記録するのだが、データのやり取りをしようとした際に
ドライブの相性でヘッド位置がズレて読み書き不能になってしまったことがある。
これは稀な事故だが、試さないと分からないため非常に困った問題だった。
(一瞬、メディアが寿命を迎えたように見える)
これらは、物理的に何のガイドも無いような
円形のペラペラ磁性体に頼る構造だからこそ起きてしまう問題でどうしようもない。
期待しない事が重要だ。思入れのあるメディアではあるが。
どうでもいいが
フロッピーディスクを50枚単位でまとめ買いしていたのが懐かしい。
なんと、せっけんで有名な花王がフロッピーディスクを作っていたのだ。
ブランド名はKAO。花王やん。