メディアの耐久性3

もうひとつ弱いメディア。

フロッピーディスクは古いので回避可能だが、次に弱いのがCD-Rな気がする。
CD-Rは、意外に結構弱い。
まず紫外線に弱い。直射日光は当然だめ。さらに普通の蛍光灯の光が当たる場所に
放置するだけでどうなるか分からない。(机や棚にも置けない)
つまり暗くて乾燥した場所に保存しなければならない。
また、数年に一度は、読み込みが可能か調べた方が良いかもしれない。
レーザで書き込むくらいだから光に弱いのは何となく分かる。
しかし物理的にも弱くて、レーベル面の反射層はほぼ剥き出しになってしまっている。
記録層を通過した光が反射層で反射しないとデータは読み出せないため、
読み取り面よりも逆のレーベル面を死守しないといけない。
読み取り面は傷がつく事が前提に作られており、エラーはある程度修正できる。
しかしレーベル面はチョロンと傷がついたら一発死だ。
安いCD-Rを使うのも問題である。一度だけ海外の安いメディアを購入した事がある。
それを使ったら、1年くらいで反射層が剥離したらしくドライブ内で粉砕した事があった。
流石に驚いたが、安さ故なのかもしれない。

ディスクに耐久性を持たせるには、カートリッジ式が良い。
以前挙げたブルーレイディスクも、カートリッジ式が真の姿である。
(カートリッジレスはコーティングで硬度を増しているが、物理的にカートリッジより劣る)