怒っているとき

俺は怒っているとき、口数が減る。
というか、口にしたいうまい言葉が全然出てこなくなる。
ゆっくりと、分かりにくい遠まわしな表現でしか話せなくなる。
平静時なら、小説でしか見ない小難しい言葉もぽろりとだせる事はあるのだけれど、相手に通じなさそうな言葉を会話に混ぜるのは最悪なので、そんなことはまず無い。
なので、相手が聞く態度をもっていないとそのまま混沌の世界になる場合が多い。
怒るときってつまり喧嘩?なのでそんな状況になることもまず無い。
とどのつまり、口喧嘩に弱いのだ。特に興奮してるときは。

口喧嘩に弱い人ができる事といったら、無視と聞いてるフリしかない。
聞いているフリはその場で効果的だが、後で同じ事が起きるかもしれない。
無視は火に油を注ぐが、あきらめてもらうという意味では再発しない。

基本的に、口喧嘩に強い人は口喧嘩だけでバトろうとするので
口喧嘩オンリーなルールのステージとなる。
相手を痛めつける言葉は、殴る蹴ると同じものだと思えば
男同士なら素直に殴れるが、女性が絡むとそうはいかない。
そして女性ってのは口が達者だ。絶対負ける。
負け戦は買うべきではないが、危険予測をしても回避不可能なこともある。

何にせよ、お互いの被害が最小限で済むように努めるだけだ。
尚、誤解を招きそうなので断るが、べつに彼女と喧嘩しているわけじゃないよ。

怒っているとき口数は減る。
怒ってないけど興奮してるときは口数が多いです。仕事中とか。
静電気が指に走るたびに「ぎゃおう!」って叫ぶくらいです。(今日久しぶりにはしった)

もう上田は秋だよ。秋。セミが鳴かないよ。
風が冷たいよ。朝は風邪ひくよ・・・すずむしがきれいだよ。
昼間でもコオロギないてるよ。
稲穂がたれてるよ。
田んぼのめだかがうにょうにょしてるよ。