最近のPCの液晶画面はとても明るい。
液晶はブラウン管と違い、それ自身が発光することはない。
実際は、格子状の光の通り道にカラーフィルターと液晶が入っており、
その裏ではバックライトが常に点灯している。
液晶画面を斜めから見ると光の具合や色が変わるのは、これが原因だ。
液晶の光は、一度トイレットペーパーの芯のような筒を通過しているため
まっすぐ前から見ないと暗くなるのだ。(これはデジカメのCCDやCMOSも同じだ)
そんな液晶は、画のコントラストが低いといわれる。
それは黒が完全な暗黒でないからだ。
常に点灯しているバックライトの光を、できるだけ遮ることで「黒」っぽく見せているに過ぎない。
だから真っ暗な部屋で液晶を使うと、黒い部分が灰色に見えるのだ。
そんな事情のある液晶がハイコントラストを得るには、二つの方法がある。
黒い部分で光をさらに遮るようにするか、明るい部分をさらに明るくして相対的に黒く見せ付けるかだ。
そして、今の液晶は、後者の「ひたすら明るく」が主流となっている。
その明るさと言ったらない。頭おかしいんじゃないかという明るさだ。
長時間見たら、あまりの明るさに目が痛くてすまないだろう。
店頭は蛍光灯のたくさんある場所だから、見栄えがするだろう。しかし家庭ではどうだろうか?
PCでつかうとしたら、目にかかる負担は大変な長時間に及ぶ可能性がある。
市場は、明るければ明るい程よいという概念がまかり通っているため、
実際の使用に適正な明るさの液晶は「暗い」とされてしまう。
そんなユーザがいるのも悲しいことだ。
おかげで、今市場で買えるノートPCの液晶はほとんどがギラギラまぶしいくらいだ。
たとえば俺の場合、使用中は25%程度まで光量を落とさなければならない。
PCディスプレイの液晶はいわゆるマトリクス画面であり、画がにじみにくい。
しかしながら、自然の中では、マンガのような段階的な線などによる「境界線」が存在しないのだ。
つまり本来は、にじんで境界線があいまいなほうが美しいのである。
その観点からすると、映画というものの画質は凄まじいものがある。
明るい液晶より、見やすい液晶を探すのが得策だと思います。
昨日から、仕事中の夕立が連発しています。
しかもケータイを家に忘れたし。
瞬間局所的な豪雨と、落雷です。
窓に滝の如く流れる水がその激しさを物語っているのですが
落雷も半端ではありません。
んで、今日の昼に一撃必殺。
近くに落雷して瞬断を起こしました。
阿鼻叫喚のオフィスです。
俺をはじめ、ノートを使用している人は九死に一生を得ましたが
全員がノートを使えるわけでもなく
更に業務で使用しているサーバまで落ちる始末。
雷は恐ろしいですね…。
尚、瞬断は電圧の瞬間的な上昇が原因であることがあります。
停電と違い、電圧上昇により機器が動作不良を起こしているのです。
蛍光灯は特に消えたように見えるため、停電と間違えやすいです。
なので、瞬断後は機器が壊れていることがあります。
気をつけましょう。サージ保護機器を使うのもアリですね。
問題は、普段あまり起きないこのような事件に
心をときめかせる少年のような自分自身です。
秋はゲームショウにモーターショウと、
心ときめくイベントが豊富なので楽しみですよ!