先生というもの

最近、よくコンビニを使うんだけど
レジでいつもバーコードを店員さんに向けて並べるんだ。そのほうが早いでしょ
そうすると、店員さんが「恐れ入ります」って言うんだけど。
そのときにとある先生を思い出した。

俺が小学生の頃、とても強い先生がいた。
若い体育教師なのだが、不誠実や不真面目なことが大嫌いで
怒り始めると手がつけられなくなる。
まっすぐ目を合わせたまま、凄い形相で怒鳴る。
体育教師なのでブン投げられたりする。
そしてたまに竹刀を持っている。(怒れば当然武器に)

ことあるごとに児童を縮み上がらせ、冷や汗をかかせる先生であった。

ただ問題もあり、この先生はたまに怒る対象を間違えるのであった。
つまり、勘違いである。
頭に血が上ると、怒られている側からは完全にコミュニケーションが図れなくなるので手のうちようがない。
何とか「それは自分ではない」と説明しようとしても、すべて女々しい言い訳としか受け取ってもらえない。
更に先生は言い訳が大嫌いなので、怒りレベルはもっとヒートアップするのだ。
最悪、手が出る。かなり強くなぎ倒される。立っていられないどころか飛ぶ。
俺も髪の毛をつかまれて引きずりまわされた経験がある。

そんなパルプンテみたいなリスクある先生だが
ある日、先生の子供が生まれた。

その先生の教室では朝から皆がいろいろやっていて、教室の扉には

「おめでとうございます」

と花の付いた紙が貼ってあった。

先生は 涙した。

恐れられていても、児童と遊ぶことも多いし、真面目だからこそ尊敬されるのである。
だが、怒ったときの迫力があまりにも恐ろしいため、そっちの記憶ばかり鮮明で…

にゃんにゃん。

歯医者でやっと虫歯の治療に移行した。

治療中、この世のものとは思えない痛みで体がビクっビクっと痙攣する。
麻酔は負け組が使うものだ。おれは耐えてみせる。きっと耐えれば快感に。

1ヶ月にわたる歯のクリーニングにより、以前より相当キレイになった。
ホワイトスポットも相当なくなった。

歯磨きの方法を教えてもらった。
それに従うと、どう考えても5分はかかる。
歯ブラシは歯に垂直に当てて、歯の周りの隙間にブラシが完全に入り込む状態で
5mmくらいのストロークで同じ場所を磨き続ける。
10秒くらいしたら1cmくらい移動して同じことをする。
以上の繰り返し。
コレをしないと、歯の側面の汚れが落ちきらないのだそうだ。
どう考えても、振動しまくりの電動歯ブラシに分がある。いつか使ってみよう。