ついにカラシンを導入。
ネオンテトラ。
これまた上田グッピーで購入。
熱帯魚専門店は魚の状態を最優先にしてるのがうれしい。ホムセンや安い総合ペットショップとはえらい違い。
ここでは、入荷してトリートメント後2週間くらいは売らないみたい。
それに、水槽ごとに桶と網を用意してある。
店のオッサンと一時間くらい話をした。
熱帯魚屋のオヤジというものは世話好きなのか、飼い方やメンテをアツく教えてくれる。
しかし、熱帯魚の世話は経験に頼る部分がとても多く、あいまいになりがちで、これだという正しい飼い方という物はないのだそうだ。まあ、わかる。
日本では毎年数十万匹の犬猫が保健所で処理されているが、その大半が持込みによるもので、大きくなって飼えなくなったからとか、かわいくなくなったからという理由だそうだ。保健所に犬を預けたその足で子犬を買っていく人も居るのだとか。しかも、保健所に預けるのは可哀想だというのか、逃がしてしまう人も多い。ワニガメが都内を闊歩していたとか、熱帯魚が温泉地の川に生きてたとか。
そういう飼い主と売り手の責任を重くするために、今月から動物愛護法で、ペットショップは認可が必要になったそうだ。売るほうも買うほうも、3枚くらいの用紙に記入し、お互いのサインがいるのだそうだ。それは最低3年は保管義務があり、問題が発生するとすぐに足がつくようになるということだ。
これの法律は、魚は関係がないが、亀は関係するらしい。爬虫類だから。
水槽の大きさは、飼い主がちゃんと水槽の状態を見ようとがんばっていれば小さくても大丈夫だし、水が少ない分水槽が出来上がるのも早いといわれた。一気にたくさんの魚を投入するのは怖いからやめとけと。
んで、ネオンテトラを5匹いただいた。1匹55円。
グッピーやネオンテトラ、エンゼル等、養殖が殆どで、最近の魚は昔に比べて弱くなったと言っていた。
グッピーやエンゼルは、9割以上の致死率と言われる凶悪な(おそらくウィルス性の)病気が流行ることがあり、キャリアがいたり、キャリアのいる水槽の水一滴持ち込んだだけで全滅する恐ろしい事態が発生する。
ショップは、それをお客さんの手に渡る前に食い止める。しかし、売れればいいだけのショップになるとそうもいかない。グッピーやエンゼルのブリーダーは神経をすり減らしているのだ。
そう考えると、魚の値段が多少高くても、状態最優先の店で買うのが一番ということになる。
いろいろ教えてもらったが、ネオンテトラ5匹じゃ割に合わない。
店長「餌は?」
俺「一応フレーク餌がありますが」
店長「うちではこれ使ってるよ。これからの季節、暑くなるから栄養価が高いほうがいいよ」
俺「これですかー(たっけえ。小瓶で550円だ)」
店長「フレークはねえ。フレークもいいんだけど、あれ形を保つためにツナギが入っててね。量の割に栄養価が低いし、魚が食べてから水を含んで膨らんで、消化不良起こすんだよ。稚魚には絶対与えられないしね、一日に何回も与えなきゃならないし」
俺「ふーむなるほどそういうこともあるんですね。じゃあそれいただきます」
ペットショップでいいようにしてもらったら、生体以外も買うことがルールなのだ。でないと儲からないから。
ショップだって、悪いもの勧めてるわけではないから、素直に言うこときいといたほうがいい。
事実、家に帰ってあけてみたら、非常に香ばしいエビのにおいがした顆粒状の浮遊性の餌だった。これは素人目にもいい餌だと分かる。つうかウマそうだし。シュリンプミールたっぷりなんだろう。食いつきも良かった。
良い餌は良い生体につながり、結果的にお財布にもやさしいという。