ファッションというものについて考えた
例えば、リクルートスーツ。
今の流行は、真っ黒でカラダにピタリ。腰にくびれが生まれるような、スラッとした3ボタンだ。
(俺は真っ黒がいいとは思わないし、むしろ明るい色(灰)のスーツをメインで持っている)
よく思うことだけど
今の流行ファッションには「色気」が混ざっている。
色気というか、正統派と相反するイロモノ?的な要素がないとつまらないように見える。
いわば名古屋的な、イロモノを好む傾向だ。
スーツは、昔から背広が普通で、肩幅が腰まで続くため、腰がダブつくものが正統派だ。
だが、今はコレを着ると野暮ったく見える。
俺は数年前、成人式でコレを着ていったのだが、どうも浮いてしまった。
で、スーツを新調してみたのだ。先に挙げた明るい色で流行のタイプに。
すると、自分で言うのも何だが、見違えるようになった。
だが、どう見てもカラダのラインが重要なポイントだ。
セクシーさが求められる。
そして、このタイプのスーツは、いわゆるホストが好むスーツだ。
今でこそ普通に着られているが、昔、例えば俺の両親の年代だと汎用型ホストスーツなのだ。
ホストの社会的立場がカッコイイ時代になったんじゃないだろうか。
タッキーだって、知らずに見かけたら、ホストである。
また、黒い色はセクシー度UPだ。
黒い下着とか、黒いドレス、黒いボンテージ、黒いガ、がーたーべるt。
黒くてカラダに密着するようなスーツが流行する理由。
それは
セクシーだから。
レディースのスーツも同じだ。
ブラウスを外に出して、胸元まで露出させるのが着こなし方だ。
ていうか、みんな胸あけすぎ。ああいう風に着るものなのだが、それが流行する理由。
もっとも、女性用の服は元々セクシーなものが多いから麻痺してるけど。
具体的には、胸か足を露出させたり、体にフィットしてラインを強調するもの。
でも、カジュアルの世界ではルーズであることが相変わらず重要である気がする。
そこに色合いとレイヤードの順列組み合わせでできあがっているように見える。
恐ろしいのは、方向性の違う服をレイヤードすると見るに堪えなくなることだ。
俺は、方向性の違う服をレイヤードしてしまうこと多い。んで、後で「あ、しまった」と思う。
コレに限っては、店で合わせてもらうとか、ファッション誌をマネるしかない気がする。
でもファッション誌って全ページ広告なのが気に入らない。
大卒なのに何でそんな仕事してんの?
と、思うことはよくある。
好きでやってるなら良いけど。
人材と役割が、適合しないことが多くなったのだろうか。
昔なら、このレベルの仕事なら中卒高卒にやらせて、上に大卒を付けようと言う風に
人材レベルに合わせた役割があったと聞く。
これはこれで問題はないと思う。学歴社会とかそういう意味合いではない。
もちろん、仕事をしていくうちに上位レベルのことが出来るようになれば昇格する。
だが
誰にでも出来るような仕事を大学院卒にやらせたりするのは
社会的な損失だと思うわけです。
本人が好きでやってるなら良いけどね。大は小を兼ねるから、本人は選べる仕事が沢山あります。
もっとも、院卒にもなると専門性が高くなってしまい、逆に選べる職種は少なくなるけど。
問題点としては、今の世の中、大卒が当たり前になってしまっているという事実だ。
特に男で中卒高卒は、大卒の友人と比べられるとかなりつらいと聞く。
いわゆる3Kや、いきなり正社員にはなれないような仕事(契約・派遣)になってしまうと言うのだ。
専門学校も似たようなもんですよ、と。
会社によっては違うそうですが、大体は使えない(=スキルが無い)と切り捨てられてげふんげふん。
バイト先で明らかに漏れだけオーナーの対応が違ってもう呆れを通り越して笑えて来た20歳の春、花粉症辛れぇ。
セクシー専門学校