あー。ひぐらしやってて涙出ちゃったよ。
なんという悲劇。
さて、今日はメディアの話です。
メディアと言っても、ディスクのことです。
Zipをご存じの方は多いと思います。1996年頃100MBのフロッピーディスクを謳い文句に発売され、日本でも売れましたが特にアメリカではバカウケしたらしいメディアです。このディスクはフロッピーディスクの進化系で、磁気ディスクに高密度に書き込むことで大容量を実現していました。高密度なので速度も結構速く、当時としてはHDDの次に書き込みが速い一般的なメディアだったはずです。
今でも売られていますが、果たして使用している人が居るかは定かではありません。しかし、かなりメジャーな部類にはいることは間違いないでしょう。俺はこれが欲しかった。厨房の頃。あの頃は富士フイルムがメディア事業を行っており、フロッピーディスクも富士フイルム製が沢山発売されていました。Zipも日本では富士フイルムから発売され、Zipの規格が上がってもサポートを続けたようです。最終的には250MBのディスクまで登場した気がします。今でも使われていると思いますが、HDDとDVD全盛期の今、淘汰の影が見えます。
Jazはまあ、HDDに近いです。ぺらぺらの磁性フィルムではなく、堅い磁性体に高速で読み書きを行うメディアです。Zipの次世代メディアとしてアイオメガがアピールしていましたが、CD-Rがとっても人気上昇中の時代だったので、果てしなくマイナーなメディアになってしまいました。1GBの容量が使えるのに、メディアが6000円とかしたので手が付けにくかったんです。失敗メディア。
SyQuest
多分もう知っている人はオタクくらいしか居ないはずです。
リムーバブル”ハードディスク”として売られた、当時(1994年)としては大容量(80?200MB?)の高速メディアです。当時のパソコンは800MBのHDDでも大容量とか呼ばれていたので、この容量はそれなりに魅力的でした。なにより速度がウリで、堅い磁性体のディスクをカートリッジに包んだままドライブに差し込むだけでHDDを切り替えたように使うことも出来たようです。
さっきwebで探したら、WindowsXP用とMac用のドライバが有りました。使う気か!?
MO
エムオー。
日本でバカウケした光磁気メディア。見た目は未来的ですごくカッコイイ(発売当時のMDの様だった)。3.5インチと5インチがあり、3.5インチが主流。俺も持ってた。メディアはそれなりに安いし、速度に不満も少ない。今ではGIGAMOと言って1GBのMOもあるが、普通は230?750MBのメディアを使う。安くて互換性が高いから素敵なメディア。今では使われているか怪しい。正直、USBメモリとDVD-RAMがあれば必要ないと言える。でも、MOのかっこよさに勝るメディアはまだ無い。
PD
別名パナソニックディスク(嘘)。構造としてはCD-RWやDVD-RAMに近く、アモルファスで記録する方式。こいつがコストに対して大容量の上、速度もそれなりにあり、メディアが手に入りやすかったのでやたら売れました。発売当時は、ドライブが構造上CD-ROMも読めるので、それを売り文句にしていたことを覚えています。「今までのCD-ROMも使うことが出来ます」と。
この技術は、今のDVD-RAMに受け継がれています。
ZipとMOしかしらねーなぁ、その中じゃ。
Zipは近所の中学校とか我が家のファイル鯖とかでいまだ現役です、主に週末の差分バックアップ(システム用)に。
MOはすごかったねー、容量がどんどん上がっていって640Mとなった時はすげぇー、これすげぇーと思った。
しかしその数年後、少年はあるPC雑誌でMOも200M位の記憶媒体として使用されていたことを知るのであった、了。
俺のMOドライブはSCSIで、230MBまでしか対応していません。
でもオーバーライトには対応しています。
コンパクトカセット
1970年代の主力記憶媒体。現在でいう「カセットテープ」
当初はプログラムを走らせる実行コマンド「Run」を押すと同時にデータレコーダーの再生ボタンを押していた。
ファミコンのファミリーベーシックにも使われた。
5インチFD
3.5インチ台頭前のFD。2DDと2HDがある。
ペラい。湿気によりカビる。
MOは建築業界だと標準、、、と建築士の叔母が話してくれたことがありましたが…真偽のほどはナゾ。
遅いレスですが
みかかの局用交換機のバックアップは5インチMOでやっています。大昔はMTだったみたいですが。
耐久性が良い様に最初の頃はディスク盤がガラスでしたが最近は民生用と同じ樹脂製が殆どの様です。
導入当時は偉い人の認識が甘くてヘッドが汚れて読めないのにプログラムが悪いと言われたものです。