あみちゃんを救う会へ募金した俺ですが、甲斐はありました。右のカラムにバナーがあります→
日本での入院中に、脳塞栓(脳の血管が詰まる)になったりしてましたが、様々な難関を乗り越え、渡米に至りました。ドナーも運良く見つかり、リハビリもしてすっかり元気になった様子。正直言って、子供は生命力があるので募金のし甲斐があります。助かる見込みはあった方が良いに決まっています。
募金は1億円以上集めないと、とても治療で渡米など出来ない状況でした。しかし、結果的には余るほど集まりました。
募金者は、あみちゃんの未来を信じて投資したのです。彼女の未来への投資です。
では、投資による利益の還元は何でしょうか?
それは、「元気になってくれた今。この時間」です。
最大の利益といえるでしょう。モノではなく、満足感に過ぎないのですが。
実は、例えが良くないのですが、株式も同じ側面があります。
本来は、その会社の未来に投資したい人が株を買うわけです。
その会社を気に入っているからこそ買うわけですね。
しかし、今は違います。
キャピタルゲイン(株価変動による差益)を出すために株を買う人の方が多いです。
(全員ではないですが)銘柄にこだわりはありません。儲かるための銘柄を買います。
ホリエモンはまさにこれで、利益のために行動し、実際莫大な利益を上げていました。
利益のためだからってそれはまずいよ…と思うこともしているでしょう
しかし、今回の事件でホリエモンは、逆の立場になりました。
つまり、彼は利益がでない存在になったので、世間から見捨てられたのです。
でも、これはなってみないと分からない立場でしょう。
今までかなり傲慢なことを言ってのけた彼ですが、ここにきて凹んでます。
この痛みは半端ではないはずです。(今さらですが)
XデーXデーと騒がれていますが、逮捕されればそれで良いのでしょうか。
マスコミはいつだってバカみたいにオオボラふくので当てになりません。
ジャーナリズムを盾にして風評を流しても平気な顔をするのがマスコミです。それで自分たちの利益が上がれば、何をしてもいいわけです。ホリエモンと同じです。
悪者が居て、みんなが正義。…いいのかそれで。
こういうときは、何も知らなかった人が後から後から正義面するんです。
少数の悪者を叩き、正義面していれば安全だから。そしてみんながそう思っている。
それが、集団社会のモラルです。
マスコミは、色々知っているので正義面します。
警察とマスコミ各社は深いつながりがあり、とても早く情報が流れます。
そして、その瞬間はまだかまだかと、花火のうち上げ直前のようにわくわくしているのです。
いざ事が始まると、こぞってターゲットを陥れ始めます。
底なし沼、無限のスパイラルです。
小さい事件の傷口をひろげて大きい事件にする。
いつもそうですね。新潟の地震の救援物資の異常さは記憶に新しいと思います。
情報を流した後にどういう影響を及ぼすのか、情報アセスメントでもしてほしいです。
株価の混乱にも一役買っていることは明白です。
しかし彼らは、それはホリエモンの責任だとして情報を流します。
ジャーナリズムは真実を伝えること。
真実を伝えて良い時と悪い時がある気がするんですが。。。俺としては。
人は、皆が情報を綺麗に吸収することが出来るわけではありません。
最早、明らかにテレビ番組のオモチャと成り果てたホリエモン。
命の危険を感じているかもしれない彼を、あざ笑う芸人たち。
死人が出ている事件をあざ笑っているんです…