PCが熱い。というのも、ウチにはエアコンが無く、扇風機で夏をしのいでいるからだ。まあ、人間にとって長野は涼しいからエアコンなんかいらないのだ。しかしながら、パソコンの熱を逃がしにくい季節であることは間違いない。長野は湿気は無いが、温度はなんと40度まで上がるのである。
特に俺はPentium4 3GHzのプレスコット(初期型)というコア内蔵のものを普段使用しているため、特に熱い。プレスコットのコストパフォーマンスは高く、3GHzは特にお買い得感があったのだ。だがプレスコットの熱量を考えると少し泣けてくる。あまりに熱いため、時々心配になって温度を見てしまうほどなのだ。そして、今売られているPentium4はみんなプレスコットである。もちろん同じコアでも改良が加えられて、以前ほど発熱はしなくなったが、周波数の割りにとても動作が鈍かったりする。金ばかり飛んでいく代物である。
効率的に冷やすために、8cmの大型ファンと銅の薄肉フィンを組み合わせたSAMURAIというヒートシンクをCPUにつけてある。しかし、普段は3500rpmという爆音状態なのだ。何故ならプレスコットが熱いから。静音ヒートシンクの名が消えてしまっている。
クーラーマスターから手軽な水冷キットがいくつかでている。AQUA GATEという製品群だ。勝手が良いと思われるのは、後ろのケースファン取り付け位置にラジエータをつけるタイプだ。
このラジエータは120mmと80mmのものがあり、ケースに合わせてどちらを使っても良い。このラジエータはファンはもちろん、ポンプも内蔵しているので非常に手軽に使える頼もしい製品だ。うちのPCはまずケースからショボイので、ケースもクーラーマスターの安くて冷えるものを使いたいと考えている。開放式の水冷は絶対にメンテナンスを忘れてはならない。また、俺みたいにオフィスデスクの下に本体を置くなら、操作板が上部にあるものが良いと考えられる。
最近、ペルチェヒートシンクが制御回路を搭載して登場した。
ペルチェ素子は、板状になっていて、電荷をかけるとある面の熱がもう片面に移動するという性質を持っている。片面の温度がぐんぐん下がるが、もう片面はぐんぐん温度が上がり、ペルチェ素子自体からも発熱するために、通常の空冷よりも遥かに大きい冷却装置が必要となってしまうという本末転倒なパーツであった。ケース自体に余程の冷却能力が無いと薦められない。
記事を読んでいただければ分かると思うが、基本的にPCの冷却機構というものは、室温以下には絶対に下げられないようになっている。なぜなら結露してしまうからで、結露でできた水滴が電子機器には大敵なのだ。特に日本の夏は気温以下に下げてしまうとまず間違いなく結露する。つまり、気温が40度であったなら、水冷であれペルチェであれ、40度が下限になってしまう。その時にCPUを40度にする事が出来るかというと、現実的に無理である。普段60度近いCPUを50度以下にできるならすばらしい冷却効果といえる。水冷では40度のぬるま湯を流す事になるが仕方の無い事だ。
最近会社で、一つじゃ足りないと言ったらデュアルモニタ環境になりました。
19インチのアップルスタジオディスプレイと、14.1インチの液晶。そこに私物の5ボタンマウスくっつけてます。
大量のWindowを開きっぱなしにしておく必要があるために、両方のディスプレイを常に使用する状態です。
その代わり、メモ以外ではノートや紙類をほとんど使いませんが。スティッキーズ・エクセル・ミミカキエディットと、広いデスクトップがあれば気楽なものです。
また、MacOSXは、終了した時のWindowの状態等が起動時に復元されます。これはスリープやサスペンド等とは違いまして、キチンと電源を落とした時のことです。MacはWindowやアプリケーション毎に矩形や表示モード、アイコン位置などのメタ情報を持っているから可能になっているんです。ですから、同じディレクトリを二つのWindowで開いて、位置と大きさ、アイコンの位置を変えておいても、それぞれ独立して情報を保持します。内容は同じディレクトリだとしてもです。ここはWindowsとは大きい違いでしょう。ちなみに、後に閉じた方のWindow情報が有効になる排他保存です。
これらの機能のおかげで、昨日は仕事どこまでやったっけ? ということがありません。沢山のファイルやWindowsを並べておいてもパッパと取り出せて、そのままにしておける気楽さは皆に体験してほしいものです。Windows Vistaでは可能にならないかなあ。
そろそろ水冷かなぁと思ってるけど5インチベイにタンクをつけれるような奴を探してるところ
クーラーマスターのはいいねぇ
5インチベイがたくさんあるケースならいいですね。
ただ、水冷はCPU等局部的にしか冷やせないので、
全体を冷やすためにケース自体のクーリングを考えなければなりません。
12cmファンをフロントにつけて、後部ケース高速ファン+電源ファンで空気を流すのがセオリーですが、そういったケースでは5インチベイは少ないかもしれません。