親戚の家1日目

 昨日は実家に泊まり、今日は朝から出発です。
 126号線で八日市場までブンブン、そこからテキトーに北上して母方の実家である親戚の家に着きました。叔父(父・母の弟。伯父ではない)の家族と、最近ちとボケがきたかもしれない婆さんが住んでいます。テキトーというのは、詳しい道が分からなかったので方位磁針を見ながら走ったということです。ダイソーの方位磁針キーホルダー最高。景色は超田舎。山がありません。見えるのは、里山と田んぼだけ。そこで一番高いものといえば、そこらへんに生えている杉の木くらい。
050321_0907~01.jpg

 到着するとまず、白い雑種の犬”チロ”に吠えられました。こいつに今まで吠えられたことは無いのですが、初めて吠えられました。歓迎されていないのは、かなりショックです。後で分かりましたが、家の人が見える範囲にいる時はネコかぶるようです。犬なのに。だからそういう時は俺に対して甘えます。そのギャップが更にムカつきを増大させ(ry

 田舎の家は玄関がドアではなく戸です。人の家を訪れるときには、ピンポーンなんてやりません。そんな文明の副産物は無粋というもの。戸をタンタンとノックしたのち、自分で戸をガラガラ開けて家の中へ「こんにちは??!」と叫びます。田舎の家というものは、玄関をとても広く作り、玄関から真っ直ぐ奥に広い廊下がのびているのが一般的です。コレが家を立派に見せるコツというか、なんというか。玄関から直接家の中は見えないので、こんな挨拶をしても問題ないのです。(因みに、家に人が居る時は鍵が掛かっていないのが普通です)

 落ち着くと、みんなで昼飯を食いに逝きました。田舎はちょっと大きいファミレス等の外食産業が多いです。そして駐車場が無いお店はありません。駐車場が無いなんてありえない。そして、普通は自宅に自動車が2?3台あります。隣の家に行くのにも自動車が必要なんですから当たり前ですね。通勤を車ですると、走行距離は2年で5万キロ超えます。なので、車はしょっちゅう買い換えます。駐車場が無いなんて、ありえないのです。テーブルをみんなで囲み、メニューを広げます。今年高校3年生になる姉と、高校生になる妹、伯父夫婦+俺(オマケ)。この構成で、家族が一緒に行動しています。子供は、車が無いと家から出られませんから無茶なワガママを通したりしません(できません)し、普段の遊び相手が姉妹しかいないので仲も良いです。家族で出かけることを素直に喜びます。親も、けしてカッと怒ってひっぱたいたりしない人たちなので、なんとものんびりした家庭です。だからこの親戚は好きなんですね。血のつながりの無い叔母にまで歓迎されることは大変ありがたいことだと親父に言われていますし、俺自身もそう思います。だからこの関係は崩したくありません。(だからチロに吠えられたときは凹んだわけよ…)そんなことを考えながら、話しつつメニューを選びましたん。甘党なカンジでブルーベリーチーズケーキなんかも。。(外見上は太っていないがダイエット中らしい従妹に半分食われましたが)

 帰り、伯父が「新しい公園が近くにできた」というので行きました。近くといっても、隣町なのですが、田舎では20km圏内が”近く”です。東京の駅で言うと、新宿から国分寺くらいですね。車なら近い近い。そこには、はだしで歩くと足ツボを刺激する石がびっちり埋め込まれている道がありまして、これをやろうというのですね。俺を含めて一家5人がぞろぞろ円形の道を歩きます。「いたっ」「いっつぅ」「いたたた」「あたしたち凄くバカに見えるよー!恥ずかしい!」「ほんと、皆で痛がってゾロゾロと…」超痛かった。でも、文句を叫びつつも恥ずかしいからってやめない所に根性を見た。

 車の中にて
 伯父「SEE(実際は俺の本名です)?今夜何が食べたい?」
 俺 「えー?何といわれてもなー」
 従妹(妹)「にく!肉がいい!」
 伯父「○○(従妹の名前)に訊いているんじゃないよ…」
 俺 「○○は肉がいいの?」
 従妹(妹)「うん!肉!」
 俺 「じゃあ肉はやめて?」
 (‘A`)
 俺 「やきにくがいい!」
 伯父「よし、今夜は焼き肉だ」
 ヤタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!