TVアニメーション AIR

 今、AIRのTVアニメーションがBSデジタルのTBS BS-iで放送されています。SEEは毎週見ていますが、これ、出来が良すぎです。以前のKanonとは大違いで、金を随分と使っていることが作画から分かりますが、それだけではないのでしょう。脚本も綺麗にできているのだと思います。
 BSデジタルやハイビジョン向けに高画質なアニメを作るのは、映画のアニメくらい品質が良くなければ成り立ちません。言うなれば、ジブリ品質。もっともそれに伴い音質の向上は当然としても、ストーリーの出来、キャストの演技力などもかなり影響してきます。
 このAIRは、それらが総合的に出来がよいと思うのです。アニメや映画は原作が存在すると、限られた時間で原作に沿うストーリーとなり、どうしても原作に対して見劣りするものです。しかしながら、1クール(25分が13話で約5.5時間)という長時間を有効に利用して美しくまとめ上げる事ができ、尚かつ全体的にハイレベルならば、原作を超えることもあると思います。その時、視聴者は原作を知らなくても本質の深いところまで楽しめるのです。

 夕べ、まだ9話であるにも関わらずAir編に突入しました。AIRはDream編、Summer編、Air編の3編で構成されています。本筋が観鈴ストーリーなので自動的に観鈴がヒロインとなりますが、Dream編では観鈴ストーリーを補完するために、観鈴ストーリーに伴って影響を受けている他のヒロインのエンディングも存在します。アニメではそこまで補完しており、スルッとまとまってました。
 神奈備命(かんなびのみこと)が空を飛ぶシーンは鳥肌が立ちましたよ。と。俺がアニメでここまでグッとくるのも珍しいです。

 最近のアニメ全般に言えることですが、CGの使い方が非常に良くなってきました。今まではCGの部分だけが浮いてしまい、CG使うなんてロクなもんじゃなかったのです。今時のアニメでは、CGや効果が非常に良くシンクロしていて、CGでないと難しい高画質な表現などに効果的に活用されています。現在では、セル画ではなく全てCGでアニメが作られていますので、融合させやすいのでしょうね。撮影台を使うわけではないので、演出家の新しい技量が問われてきます。演出がいつも楽しいアニメは月詠です。ねこみみもーど!
 映像から空気をリアルに感じられる事ができるのは、CGのおかげですね。

 話は変わりますが、小学校のテストで
 問・朝鮮半島と日本の関係をあなたはどう思いますか
 「日本は朝鮮を占領してひどいことをたくさんした。だからたくさん謝らなければならない」
 これで二重マルがついていました。ため息が出ますね。朝鮮もそうですが、日本の歴史教育が随分偏っていることは周知の事実です。例えば、アメリカに残っている朝鮮半島の歴史資料を見ると、もっと教えるべき事は沢山あることが分かります。日本は、朝鮮半島に悪いことをしたとしか教えてませんし、朝鮮では、日本に凶悪なことをされてばかりだとしか教えてません。
 実際には、日本が朝鮮に新しい文化などを伝えたり(戦前の朝鮮の文化レベルはそれは酷い有様です)、日本に罪悪感を植え付けることで再び植民地政策を繰り返さないようにするというGHQが植え付けた考え方など、様々な側面があるのです。
 元々、封建社会というシステムは東アジアでは中国や日本くらいしか経験していません。ですから、朝鮮の人々がよく起こすアレな活動は封建社会を知らない民族にはずうずうしいなどとは思いません。アメリカはここに来て「そろそろ日本いじめるのやめなさい」とか言い出していますが、後の祭りです。
 日本は過去に、朝鮮を占領するためにそりゃもう酷いことをしましたが、それだけを教えているのは洗脳としか言いようがありません。SEECOMは、正しい歴史を教えられる未来を願ってやみません。