オイシックスは電話営業が面倒

知らない電話番号は基本的に無視して留守電に回してます。

「はじめまして!F〇ネクストと申します」
「◯◯銀行から資産運用についてのお知らせが…」

たまにとってしまっても無言で切ります。電話勧誘、嫌いなんですよね。
詐欺まがいも多いし、渋ると暴言吐くし、話したくない人と話したくないし、こちらの番号割れてるし。

知らなかったんですよ、オイシックスは電話営業があるということを。
夫婦共働きということもあり、ヨシケイやオイシックスといった食材宅配を使おうと試してまして。
オイシックスの野菜がおいしすぎて継続利用することにしたんですけどね…。
このネット社会、朝イチから電話営業なんてやったら逆に嫌われそうなもんです。
美味しいだけに、なんだかガッカリです。

今の時代、なんでも個人主義と言いますか、商品やサービスの選択権は消費者側にありますし、仕事が気に入らなければ転職も自由にできますし、自治会に協力しなくてもやってけますし、人間関係も無理に他人に合わせなくても生きていけるようになりました。日本の世帯の3割以上は一人暮らしですから、社会や風潮がそれに適応・変化しているわけですよ。
更に個人情報保護法のお陰で、他人に勝手なことされたり、知られたくない過去の調査もできなくなりました。行政情報も本人の承諾なしには親ですら開示してもらえません。

個人主義の人には、とても良い時代だと思います。
その現代に電話勧誘ですか。マッチョなやり方だな。
話し相手を求めていそうな年寄り向けのサービスでやってくれたまえ。

さて先日、又吉原作の映画「劇場」を観ました。
プライムで観られるんですよ。映画館行かなくても。劣等感と自尊心で日々弾力を失っていく男の成長を描くロマンス。良くも悪くも人間臭さ(格好悪さ)が前面に出た作品です。結局人生なんて劇場なのかもしれない。そんな感じ。
あまりに醜悪な感情をブツブツと流されるので、かつてやってしまった取り返しのつかない失敗などを思い出してぐんにょりする。そんな作品です。
でもどこか、身勝手な男の理想が滲み出るというか。アイデンティティクライシスに陥った男のモラトリアムといいますか、苦悩と言いますか、そういうクソつまらんものを、2時間近くにたり叙述的に淡々と観させられるわけです。山崎賢人と松岡茉優の無駄遣いです。新海誠の秒速5センチメートルを面白いと言える人でなければ、共感できないというか、つまらないかもしれない。