iPhone5S/Cが発表された

例年からの予想で
9/10に発表、9/20に発売だと思ってたら
本当にそうなってしまった。

iPhone5の発売から1年。
iPhone4Sを使ってきた人が待ち望んだ新機種である。

今回の目玉はdocomoからの発売である。
Appleからプレリリースが発表されるほどインパクトがある。
でも真のインパクトは、幅広い対応通信方式とバンドだ。
そのためにハードウェアを3モデル用意して仕向で売り分けるという、
Appleとしては珍しい手段に出ている。
(Apple製品は、普通ハードではなくソフトで仕向展開する)
これは、多少リスクを背負ってでも利用できるキャリアを増やしたいという
意図が込められているに違いない。

iPhone5の時は、初めてLTEに対応したこともあり
ベースバンドチップに選択の余地が殆ど無い状況だった。
LTE対応機種は、3GとLTEで2チップを搭載しており電池の減りが酷かった。
これをワンチップにしたものが初めて搭載された機種の一つがiPhone5だった。

新機種ではより効率的に通信ができるのだから、
バッテリーの持ちもよくなっているんじゃないかと期待する。

さて、もう一つの特徴はカメラ。
iPhoneのカメラは、3Gの頃までは「うんこ」だった。
とてもじゃないが撮影した写真を残したいとは思えなかった。
既にその頃、国内で発売されていたガラケーでは
高感度で、明るいレンズやAFを搭載したカメラが一般的に搭載されており、
コンパクトデジカメの代わりとして使われていたため、尚更ひどく感じた。

Appleは、3GSでカメラに本気を出し始め、ピント合わせやマクロ撮影に対応。
4で裏面照射型の高感度カメラを搭載、HDR撮影が可能に。4Sで高解像度化。
5で更に高感度化したため、夜空の星を何とか撮影できる程に進化した。
これは、撮像素子メーカの努力、カメラモジュールメーカの努力、
AppleのiPhoneに搭載するための画像処理の努力、色々な努力の上にある。
その努力の違いは、Android機のカメラで撮影した写真と比べればよくわかる。
悪い撮影条件になればなるほど、破たんしにくいiPhoneの粘り強さを思い知る。
下手なコンデジよりもずっと綺麗に撮影できるようになってしまった。

そこへきて、今回の新機種は撮像素子が大型化されている。
センサが大型化すると、レンズの大型化が必要など問題も増えるが
光の細やかなニュアンスを入力できるようになる。

また、色温度に合わせて色味を変えるフラッシュライトが付くなど
今回は写真に対する意気込みが感じられる。
iPhone5Sで撮影された写真を早く見てみたい。

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