トイレットペーパーが無い恐怖2

用を足し終わってから気づいたペーパー切れ。
予備も無し。
大抵の人が、人生に一度くらいは経験することだろう。

これが学校や会社のトイレであれば、タイミングを見計らって
隣の個室に移動することで自己解決が可能である。
ただ、タイミングを待つ時間が長くなれば、
自分のスケジュールや要件が滞るかもしれない。

真の正解は外に人がいることを最大限に活用することだ。
「紙が無いので投げ入れてください」とお願いすれば安く早く事態は解決する。
ところで、人を突き動かす力は、リーダーシップと呼ばれる。
リーダーシップを発揮するには真剣なパワーが求められる。
紙が無いという事態は真剣な問題なので、良い機会かもしれない。

しかし、今僕は自宅にいる。
まず、自宅のメリット・デメリットを脳内にリストアップした。
見える化と分析。事態を収拾する最高の方法を導くのである。
こんなところで大学で習った実験と分析の手法が役に立っていることなど
今この文章を書くまで、気づくことはなかっただろう。

自宅に人はいない
 → 利用できない
他の個室
 → ない
予備のトイレットペーパー
 → ない
トイレットペーパーの代わり
 → ティッシュ、シャワー
※シャワーとはウォシュレットではなく風呂場で洗うの意。

ティッシュがあった。しかしこいつは便器に流すと詰まる。
数枚であれば流れることは経験から知っていた。

そこで、次のシーケンスを導き出した

1st尻拭き:トイレットペーパーの最後の残り
2nd尻拭き:ティッシュ

流す

3rd尻拭き:ティッシュ
4th尻拭き:ティッシュ

流す

完璧だ。
そして、計画を実行に移そうとしたその時

つづく