この連休は珍しく自宅に籠り、普段手が回らない家事をしていた。
掃除、洗濯、ホームセンターで雑貨を買うなど非常に充実した。
iPhone5では、Dockコネクタに代わって新しくLightningコネクタが採用された。
この新コネクタのUSB接続ケーブルを分解した人がいて、
内部に何らかのチップが埋め込まれている写真が掲載された。
これは認証チップで、非正規のサプライヤを排除する行為だと話題になっている。
完全に妄想だが、この認証チップと呼ばれるものって
実はUSBコントローラか、プロトコルのブリッジチップじゃないかと考えている。
というのも、Lightningはデジタル信号と電源しか流さないからだ。
Dockコネクタはピン数が多く、音声等のアナログ信号もデジタルと別に流れていたが
Lightningはそういう信号を一掃して小型化をはかっている。
そうするとLightningは独自プロトコルで通信していると考えるのが自然だ。
その場合、をUSBの通信形式に変換するブリッジチップが必要となる。
もしくは、Lightningは多プロトコル仕様になっているかもしれない。
つまりUSBケーブルが接続されると、LightningはUSB端子として動く。
この場合、接続されているケーブルが「私はUSBです」と言う必要があり、
そのためのチップが必要になる。
どっちにしろケーブル側にチップは必要となってしまう。
他の推測としては、最大10Wを流せるので安全のためチップが要るのかもしれない。
上記の推測の理由としては、
カーオーディオやスピーカ等のDock機器を継続して使うための
LightningコネクタをDockコネクタに変換するアクセサリが発売されており、
アナログ出力とUSB接続を実現しているからだ。
これは内部でデジタル信号をアナログ信号にチップで変換しないと実現しない。
USBオーディオにも対応している点から、USBの変換チップも搭載しているとみる。
USBをサポートしたことで、同期や充電にも対応したのだろう。
このUSB変換チップが前述の認証チップと思われているのでは、と思うわけだ。
余談だがビデオ出力には対応していないのは、
単に変換チップを開発して値段を上げる意義が見いだせないからだろう。
(HDMI変換ケーブルなどを使えということかな)