ビデオカードを買った。

ビデオカードを単品で購入するのは人生で二回目。
大抵の場合、PC丸ごと作り直してしまうから。

最近はCPU性能向上の鈍化で、作り直す気が起こらず
今月でなんと6年目に突入した。

6年前のビデオカードは、今となっては流石に性能が低い。
どのくらい低いのかというと、最近のCPUはオマケでビデオ機能があるが
それと同じか、以下だ。(なんてこった…)

それでも6年前からあるソフトやゲームは当然快適で困らなかったが
OSをWindows7に変更してから画面の操作感にモタつきを感じていた。
そして最近、PSO2をやり始めてしまったのが決定打となった。

乱戦になると処理落ちが酷くなり、操作不能になるのである。
この手のゲームは数秒でも動けないと相手にやられて死んでしまう。

どうせ来年くらいにはPCを作り直すので、
その先行投資になる性能のビデオカードを買うことにした。

これである。
SAPPHIRE HD6870 1G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I+SL-DVI-D/HDMI/DP
\11,980

僕は2万円程度のビデオカードが、程良く長く使えるという持論がある。
本当にゲームをする人なら5万円以上のカードを頻繁に買うだろうし
ゲームをしない人ならそもそもビデオカードは要らない。
ほどほどゲームをする人には、2万円の製品でもオーバースペックで数年は使える。

ところが今回、その半値のカードを買うとはこれ如何に。
実はこのカード、2011年7月に登場した際は25,000円もしたのだ。
PCパーツは生ものだとよく言われるが、HD7000シリーズが登場して値崩れしたのだ。

性能だけなら現行の2万円弱の製品と遜色なく、
DirectX11にも対応している。
世代的には一つ前だが、実用上は最新と言っても過言ではない。

問題があるとすれば消費電力だ。(HD7000シリーズの2倍近いらしい)
おまけにPSO2はNVIDIAのチップに最適化されているうえ、
同じ価格ならNVIDIAの方が性能が上という状況の中、
ATIを選んだ僕は世間的に見ればバカである。

たまにはATIに戻ってみるか。というのが選考理由なのだから。
PCはどこまでいっても趣味なんだ。

しかし、ドスパラは発送が早かった。
夜中に注文したら次の日の朝には発送され、18時以降に配達された。
関東地方で午前11時までの注文なら、当日配達サービスが自動適用される模様。

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