インストール忘備録withSSD
Windows再インストール時のバックアップの手間を省くため、
UsersディレクトリをDドライブに置くようにする。
また、SSDを使う場合を考慮し、ProgramDataとTEMPもDドライブへ移動する。
速度が落ちては意味がないため、ProgramFilesの移動は行わない。
■インストール前
・各種ディレクトリの変更設計
・ProgramDataをDドライブに移動
D:\ProgramData
・UsersをDドライブに移動
D:\Users\ユーザ名
・無人インストール用の設定ファイルを用意
設定ファイルを使うことで、インストール後の手間を回避。
上記で設計したディレクトリのパスを設定ファイルに記入する
Cドライブは後程フォーマットしてしまうため、
別のドライブのルートディレクトリにでも保存する。
D:\unattend.xml
32bit版用
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
<settings pass="oobeSystem">
<component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="x86" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>D:\Users
<ProgramData>D:\ProgramData
</FolderLocations>
</component>
</settings>
</unattend>
■インストール時
・できる限り不必要なドライブは外しておくこと
ドライブレターの振り分けは、インストールディスクから起動すると変わるため
後ほど無人インストール設定ファイルを探す際に混乱する
・インストール先のパーティションは必ずフォーマットする
特にXPからの移行の場合は、パーティションを作り直すこと
パーティションアライメントがVista以降で新しくなっているため
・コマンドプロンプトを表示させる
「コンピュータを修復する」
「以前に作成したシステムイメージ…」にチェックし、「次へ」
「キャンセル」
「キャンセル」
システム回復オプションのウィンドウで「コマンドプロンプト」
カレントディレクトリはインストールディスクにしておき、
無人インストール設定ファイルのパスを確認すること。
・Windowsのインストーラに無人インストール設定ファイルを指定する
setup /unattend:E:\unattend.xml
(Eドライブに無人インストール設定ファイルがある場合)
・通常通りインストールを進め、終わらせる。
■インストール後
・UsersとProgramDataの所在を確認する
それぞれDドライブ直下にあることを確認する
・ページングファイルのドライブをDに変える
システムのプロパティ>詳細設定>パフォーマンス設定>詳細設定>仮想メモリ
「全てのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す
C:は「ページングファイル無し」を選択し「設定」をクリック
D:は「システム管理サイズ」を選択し「設定」をクリック
(「設定」はドライブごとにクリックすること))
再起動を迫られるが、ここですぐに行う必要はない
・TEMPフォルダの移動を行う
DドライブにTEMPフォルダを作っておき、
「システム環境変数」を以下のように変更する
TEMP=%SystemRoot%\TEMP
TMP=%SystemRoot%\TEMP
↓
TEMP=D:\TEMP
TMP=D:\TEMP
【再起動】
・WindowsUpdateを行う
SPの適用は最初
セキュリティパッチ等々
・各種ドライバのインストール
CPUドライバ、チップセットドライバ
サウンド、ネットワーク、カメラ等々
DirectX(おそらくここまではWindowsUpdateで完了する)
ビデオカードドライバは最後
・アンチウィルスソフトをインストールする
Microsoft Security Essentialsなど
【再起動】
・アプリケーションのインストール
■オマケ
SSDのTrimコマンドに関して。
・Windows7
Microsoft標準ドライバを使っていれば問題はない。
しかし、Intel Matrix Strage MangerかRapid Storage Technologyを
インストールしている場合、バージョン9.6以上になっていること。
9.5以下ではIntelのドライバが動くため、Trim非サポートとなる。
2010年から一度もバージョンアップしてない人は要注意。
(明らかな低速化がない場合、そもそもTrimを必要としないSSDかもしれない)
・WindowsVista
Microsoft標準ドライバが、Trimコマンドをサポートしていない。
Intel製SSDなら、Intel SSD toolboxをインストールするとサポートされる。
その場合、AHCIではなくIDE互換モードでもTrimサポートとなる。