後輩の話。

職場でFF14のベンチマークが低いという話になった。

「うちのPC、ビデオカードがそろそろ換え時かもなのよねー。
CPU は性能良いしまだまだ全然使えるんだけど」

とボヤいたら
後輩に

「え?CPU、シングルコアですか?」

と聞かれた。

は?

時が止まり、俺の思考が音速に動き出した。

なんでこいつはいつもオカシイ質問ばかりするのだろうか。
「CPUは使える」と言っているのに、マルチコアが当たり前の現代に
俺のCPUがシングルコアという仮定をしてきた。

だいたい、詳しい人ならCPUの古さを確認したければ型番で聞く。
だのに何故コア数で聞いてきたのか。
重要な点として、2コアより4コアの方が速いわけでも新しいわけでもない。
この時点で、彼の頭の中では 1コア<2コア<4コア であることが分かる。

というか、ビデオカードの古さを聞けよ。

だいたい、うちのCPUが4コアだということは
今まで何度もPCの話題になった時に言ってきたわけで、知らないはずが無いのだ。
コア数を忘れてて、「何コアでしたっけ?」とか、そういう質問なら全然あり得る。
ところが、「シングルコアですか?」 ええ!?

他人に興味が無いから、他人のPCの情報なんてどうでもいいのだ。きっと。

そいつの性格から言って、自分の浅い知識をひけらかしたかった可能性もある。
もし俺が「シングルコアですが何か?」とでも言おうものなら、
グダグダとマルチコアのメリットを解説し
「コア数増やしましょうよ♪」と言うのだろう。

たわけ、それくらい分かっとるのだ。
ならば一番めんどくさくない回答をしてくれるわ。

だから、ビデオカードの古さを聞けよ。

そして時は動き出す。。。

「クアッドコア(4コア)だよ」

「ほぉ?」

はぁ

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