2006年夏にCore2Duoと965iでIntelが本気を見せてから4年になる。
昨年からCore iシリーズが市場には出回り、CPUの性能は未だ加速している。
しかしCPUの足を引っ張る部分が顕在化してきた。
特にHDDは、昔に比べると圧倒的に高速化しているものの、
やはり他の部分に比べると遅いためPC全体の性能を落としている。
このボトルネックを緩和する技術がRAIDだが、一般ユースには敷居が高かった。
そこでIntelは、RAID機能をチップセットに統合する事で、
ユーザに使いやすいく自由度の高いRAIDを低コストで提供できるようにした。
それがIntel Matrix RAIDである。
特筆すべきはマイグレーション機能とアップグレード機能である。
最初はHDD1台で稼働させ、後から新しくHDDを追加し、
データを維持したまま2台構成のRAID0や1に変更できる。
ソフトウェアRAIDの自由度が遺憾なく発揮されている。
■Intel Matrix RAIDとは
・Intelの推進/提供するソフトウェアRAID。
・Intelの対応チップを搭載しているマザーボードで利用可。
・RAID5も利用できるが非常に遅い。
・ライトキャッシュをONにしないと遅い。
→ 要は、RAID0の為にあるよーな機能。