相反する二人

Aさんは、物をストレートに言わない人だ。
常に相手の言葉の裏から気持ちを読む事に長けており
見方を変えると悪い意味になる言葉は全て皮肉と受け取る。
他人にも、自分と言葉の裏で会話して欲しいと思っている。

Bさんは、物をストレートに言う人だ。
相手の言葉を素直に受け取り疑わないため、
皮肉を言われても気付かないし、言葉尻にも拘らない。
もちろん、他人にもそうして欲しいと思っている。

AさんとBさんは相反する二人だ。
どちらの性格が悪いと言うわけではないが、
たぶん仕事ではBさんの方が周囲に迷惑をかけない。

周囲に迷惑をかけるタイプに、”受け身”作業の人がいる。
1、自分の仕事を進めるために必要な情報を、周囲が与えてくれると思っていたり、新しい状況に対して自分が何をすれば良いかを自己判断できない。
2、上司や誰かが見てくれていると思って、問題を黙って棚上げする。
3、出しゃばれず、責任を負いたくないがために消極的。
4、現状の自分に満足してしまう。
5、納期や他者への問題点をバシッと”言い切れ”ない。

本当に大人か?と思ってしまうのだが、よくいるタイプである。
そして組織化がきちんとされている会社程増える。
ISOとかでプロセス管理がカッチリしてしまうと、
人材の能力に平滑化が起きてしまうのではないかと思っている。

本人のやる気次第なのだろーけど。