ビックカメラのビューカードのポイントは9月から
1ポイント=1円でチャージできなくなり、
1.5ポイント=1円になります
が、現在の保有ポイントはそのままです。
つまりビックポイントの価値を落としました。
僕は以前から、ポイントという制度が好きではないのですが
理由は上記のような事があり得るからです。
ポイントについて。
「ポイント値引」という言葉がありますが、これを値引きと呼びたくはありません。
考えれば分かる事ですが、支払う現金の額は変わらないのですから、
値引きは一切していないわけです。
分かり易い例を挙げます。
大型液晶テレビ\150,000を買うと、10%ついて15000ポイント貰いました。
この店では商品購入時に1ポイント1円で値引きできます。
ならば15,000円分、割引されたと思いますか?
実際には、15,000円分の買い物をさせられたのです。
テレビの他に15,000円分の商品を買わないと「割引」を享受できません。
ならしょうがないからと、HDDレコーダでも買うと3万円くらいになります。
つまりテレビしか要らない人にとって、ポイント値引きは得にはならないわけです。
ポイントは、渡されたその場では使う事は出来ませんし
ポイントで買い物をすると、ポイントは付きません(割引ゼロ)。
しかし更なる買い物をしないと価値が無いものです。
要はポイント制度とは、店が一番欲しい「現金」を集めるために、
客に得させたと思わせるための非常に出来の良いシステムなのです。
仮にポイントを使って買い物をしたところで、
実際には元の商品価格にポイント分が上乗せされていますから、
店側がポイントで赤字になる事はありません。
それにポイントは店によりますが「有効期限」があります。
ポイントには、マネーや証券と違い公的な価値などありません。
店舗側の一方的なサービスに過ぎないのです。
サービスですから、いつでも店舗側は条件や規約を変えられます。
もちろん、ポイントも「割引率」を考えて使い分ければお得になります。
在庫整理で還元率が高く設定されれば旨味がありますが、
割引率の高い商品を買う時にポイントを使うと損です。
そもそもその店を利用せず、別の店が安いかもしれませんし
高還元率の商品で得たポイントを、元々買う予定だった低還元率の物に使うのは得です。
先に何度も述べたように、ポイントは「使用した時点」で価値が生まれます。
つまり、「貯める」という行為は危険です。
マネーや証券であれば保有するメリットがありますが、
ポイントは長期保有自体がリスクだと考えます。
特にビックカメラのSuicaカードは、ポイントをSuicaにチャージ可能で
チャージしたSuicaを使えばその分1%のポイントが入り非常に得でした。
それがことごとく改悪され、その結果の一部が上記の話です。
そうかそうか
そうだそうだ