青春、初恋小説

高校入試やセンター試験にでてくる現代小説読解の問題に
よく抜粋されるような、甘酸っぱい初恋物語が好きだ。

大抵の場合、主人公は小中学生で
大人のドロドロした人間関係に巻き込まれない世界に生きている。
誰もが経験してきたはずの生活の一部を切り取ったような描写が
まるで日記のようなリアリティを醸し出す。
ファンタジー小説の※RRとは違う、読者の記憶からくるリアリティ。

入試問題に抜粋されがちなのは、
相手に見とれて自分の気持ちに気付いてしまう部分や
相手に気持ちを伝えられないまま仲良くして辛い思いをする部分だ。
登場人物が子供なので、異性に対して何をすれば良いのかわからない。

当然、問題そっちのけで読みふける。
てか、泣ける。

初々しさ、辛さ、優しさ、理不尽さに溢れた物語を所望する。

全然関係ないが、楽天で本を買うと楽天ポイントがついてお得。
もしゴールド会員なら2倍つく。楽天ポイントは使える幅が広く便利。
もし提携していれば、クレジットカードのポイントも数倍上がる。
(要確認。Amazonは提携とかそういうの無い)
小売りの値引きがない、書籍/CD/DVDを買う時は一考の価値あり。

※リアルリアリティ(RR)とは
Leafに在籍していた故・青紫先生(超先生)の残した言葉。
どんなにファンタジーな描写でも、裏付ける科学的根拠があれば
本物以上のリアルさを生み出せる。小説の現実感は裏付けの強さが命。
という持論をもって青紫先生はそれをリアルリアリティと呼んだ。
例えば、ゲーム・ToHeartに登場する少女は超能力を使う時に光るのだが、
超能力が及ぼす環境への影響を考慮した結果
黒く光るのは慣性力を奪われた光子。
白く光るのは放射線状に揃えられた光の三原色。
という裏設定によるものであるそうな。

転じて、リアルリアリティは重複表現であり語彙の変態さが2chで取り上げられ
更に青紫先生の文章では重複表現が非常に多く、日本語としておかしいため
リアルリアリティと言えば青紫先生の摩訶不思議文章を指す言葉になった。
有名な例はLeaf・誰彼の「感感俺俺」である。