俺は、好き嫌いは良い事ではないという刷り込みがあるせいか
「他人の好き嫌いを考えて食事を選ぶ」みたいな事が
世間では『優しさ(気づかい?)』なのだと
つい数年前まで知らなかった。
自分に好き嫌いが無いので、当然ながら気づけるわけも無く。
小さい頃、食事の際に「きらいなものはない?」と聞かれた事はあっても、
何でそんな事聞かれるのかと思っていた。
食べ物を体が受け付けない人がいる事は知っていたので
「食べられないものはない?」と聞かれるのなら、わかる。
でも「きらいなものはない?」だ。まさしく好き嫌いの事じゃないか。
俺の考えでは、好き嫌いは個人の勝手である。好きにすれば良い。
でもそんな勝手な事をわがまま聞いてもらうなんて恐縮してしまうのだ。
よもや、自分で作った食事でもないのに気が利かないなんてとても思えない。
そんなだから
「他人の好き嫌いを考えて食事を選ぶ」事が優しさだと気づかされた時
本当にお人好しな考え方だと思ったものだ。
でもこういう気の使い方ができるのは、本当に親しいからなのだろう。
個人的な問題を他者に考えてもらったりするのはキモすぎる。
相当親しく無い限り、逆効果になりかねない。
自分に対して愛があるかで相手の解釈が180度変わる。
そんな不確かな見えないもので、俺の好意が裏切られるかもしれない。
そんな事になったら再起不能だ。。打たれ弱いから。
突然だがAmazonで本を買った。
予算は3000円。
何となく読んでみたい本をひたすらカゴに入れて、
3000円に収まるように取捨選択するのだ。
専門書、実用書、ラノベ、コミック。
優先順位をつけて、本当に必要かどうか考えて間引いた。
そしたら、ラノベとコミックがすべて消えて、
専門書と実用書のみになってしまった。
限られたお金で、自己投資と娯楽のどちらを取るかと言われれば
当然、自己投資になる。
自己投資も考え方次第では娯楽だから一石二鳥。
難しければ難しいほど、克服するのが面白いス。