人間関係が広がる弊害

多くの人とまんべんなく付き合うと、
友人グループが増えれば増えるほど時間と金が消えていく。
なぜなら、会う機会もグループ数分作るからだ。
人間関係は広がるが、
この状況は単に他社に振り回されていると言える。

つまり、色々な人と付き合うのは良い事だが、
ムリに維持しようとするのは現実的ではない。

改善策として考えられるのは、
色々なグループの人と効率よく会うことだ。
具体的には、会う機会を統一し、グループを混ぜてしまえば良いのだが、
そんなの無神経な人じゃないとできない。

グループ同士でつながりがあれば当然可能だが、
グループが分かれている理由を無視する事になる。

多くの人と付き合ってる人は、どうやってこなしているのだろうか。。
自分より他人が好きか、他人より自分が好きか、の問題かもしれないな。

そういえば、女性と話す機会がここ数年増えてからというもの
「自分が大好きな人」という表現をよく耳にするようになった。

男の世界では「自分大好き」などという表現を使う事はまず無い。
使っても正しい意味で理解してもらえない。
男同士では基本的にストレートに会話するため、
(あえて遠回しに話すときは、TPO的にどうしても仕方が無い場合)
自分が傷つかないようにするために、「まぁしかたないなアイツは」という考え方が常にあって
他人事のように大人目線で許し合う。それを良しとしている。
騒いだり、怒ったり、相手を自分が正す!なんて思うことは幼稚。
で、やっぱりこれは自信が無いとできない。強さとしての威厳と言えば耳障りが良いだろう。
(もちろん、こういう習慣が苦手で、人付き合いが上手くできない男性もいる)

ところがどっこい、自信がある人は、自分大好きってことらしい。
自分で自分を信じられるから、自信だとすると、、偉そうに見えるのかもしれない。

自分大好きな人は、一人でも楽しめる長所があるが、
他人に興味が無いため他人を理解する事にメリットを見いださない。